30日に閣議決定された「過労死等防止対策白書」2018年版。

過重労働が顕著な重点業種に教職員を含む5つが挙げられているが、80.7%の教職員が「業務に関連するストレスや悩みを抱えている」というアンケート結果が出たという。
その内容は、「長時間勤務の多さ」が最も多く、「職場の人間関係」「保護者・PTAへの対応」「部活動の指導」と続く。
1日の平均勤務時間は11時間17分だというが、「8時間労働」という労基法は完全に無視された違法行為に他ならない。
しかし、そんな批判など問題にすら上がらないのがこのクニの社会状況。
全くもって異常としか言いようがない。
先に政府が示した「働き方改革」に沿った形で各都道府県の行政当局から出された解決策は、何が改革なのか⁉︎と目を疑うものばかり。
学校という現場の実情がほとんど分かっていないばかりか、更に教職員を雛形に押し込むような自由を奪った方策にしか映らない。
学校現場に必要なのは掛け値無しの自由そのものなのだ!
仮に一定の必要性のある業務に就かせたいのなら、それを一定時間内に執行するだけの労働力を確保すべきである。
即ち人材確保、定員増を速やかに図るべきなのだ。
予算確保は、当局が本当にやる気なら可能なはずだ。
このまま放置されるなら、やがて児童・生徒にも被害が及ぶのは必至である。
いや、既に影響は出始めている。
子どもたちの異常とも思える行為はその一例である。
それが把握できないような政府や自治体当局は責任が重大だけでなく、安定した明日の社会の存続すら危ういと言わざるを得ない。
政府が「過労死防止対策白書」などを出さなければならない程に労働現場は疲弊しきっているのだ。
国の役所関連系がどうなっているのか追求もしたいが、上から「変えていただく」ような発想は捨てた方が良い。
言わずもがなではあるが、当事者である教職員は自ら問題の深刻さを受け止め、仲間・同僚で団結して闘わなければならない。
黙って現状を甘受することは大きな罪であることを認識しなければならない。
<すばる>

過重労働が顕著な重点業種に教職員を含む5つが挙げられているが、80.7%の教職員が「業務に関連するストレスや悩みを抱えている」というアンケート結果が出たという。
その内容は、「長時間勤務の多さ」が最も多く、「職場の人間関係」「保護者・PTAへの対応」「部活動の指導」と続く。
1日の平均勤務時間は11時間17分だというが、「8時間労働」という労基法は完全に無視された違法行為に他ならない。
しかし、そんな批判など問題にすら上がらないのがこのクニの社会状況。
全くもって異常としか言いようがない。
先に政府が示した「働き方改革」に沿った形で各都道府県の行政当局から出された解決策は、何が改革なのか⁉︎と目を疑うものばかり。
学校という現場の実情がほとんど分かっていないばかりか、更に教職員を雛形に押し込むような自由を奪った方策にしか映らない。
学校現場に必要なのは掛け値無しの自由そのものなのだ!
仮に一定の必要性のある業務に就かせたいのなら、それを一定時間内に執行するだけの労働力を確保すべきである。
即ち人材確保、定員増を速やかに図るべきなのだ。
予算確保は、当局が本当にやる気なら可能なはずだ。
このまま放置されるなら、やがて児童・生徒にも被害が及ぶのは必至である。
いや、既に影響は出始めている。
子どもたちの異常とも思える行為はその一例である。
それが把握できないような政府や自治体当局は責任が重大だけでなく、安定した明日の社会の存続すら危ういと言わざるを得ない。
政府が「過労死防止対策白書」などを出さなければならない程に労働現場は疲弊しきっているのだ。
国の役所関連系がどうなっているのか追求もしたいが、上から「変えていただく」ような発想は捨てた方が良い。
言わずもがなではあるが、当事者である教職員は自ら問題の深刻さを受け止め、仲間・同僚で団結して闘わなければならない。
黙って現状を甘受することは大きな罪であることを認識しなければならない。
<すばる>