平和の祭典を開催する、平和憲法を持つ国=日本、が戦争できる国へ変わることはあり得ないことですね!!
オリンピック開催に都民は浮かれてる場合ではありません!

2020年夏東京での開催が決まり、お祭り騒ぎ。
今日本が今抱えている様々な問題を忘れ去るかのように・・・

福島第一原発の収束、汚染水処理、東日本大震災からの復興、少子高齢化、消費税3%アップ、アベノミクスを掲げての経済問題、と同時にTPPへの参加、沖縄基地・オスプレイの配備、竹島尖閣を始めとした領土問題、そして最も重要な憲法改悪問題。
 
これらの問題を片付け、あるいは見通しを持ってからの開催決定なら未だしも、そんなことは一切蚊帳の外。
より危険な、暮らしにくい、戦争に参加する国家になって、あるいはなる方向でオリンピックを開催することは許されないのです。
日本におけるオリンピックを支持した国々は、「日本という国は平和憲法を持ち、全世界に対して『戦争をしない。』と表明している国としての信頼」を担保として選んでいるのですから。

オリンピックの招致に歓喜の声を上げ、6000人も集まる都庁広場。
オリンピック開催に向けてプールした4000億円のお金。
「おもてなし」=「表無し」という言葉。

そして、事もあろうにブエノスアイレスに柿沢耕治の子ども、未途がいたということです。
先日、所属する「みんなの党」を渡邉美智雄代表によって首を切られた未途が・・・
ベイエリアでのオリンピックだけでは飽き足らず、石原たちの構想に則った「お台場カジノ特区」が見え隠れ・・・やっぱりあの人たちは人々の暮らしより、金もうけ。
平和な暮らしより、マフィア、黒い裏の世界の人々と共に抗争に明け暮れる裏の世界の方が大切なのでしょう。

「平和のトップリーダーとして」という猪瀬都知事の話がありました。
また、安倍首相に至っては、世界中の人々に対して大法螺を吹いてしまいました。
「福島第一原発の状況はコントロールされている。」と。

世界に向かって自身の希望的観測以外の何物でもない私見を公言してしまいました。
これこそ責任問題の何物でもありません。
一国の総理が全世界に対して大ウソを言ってしまったのですから。
これだけで、職を辞さなければならない妄言でありましょう。

でも、これが「お・も・て・な・し」の国=日本です。
こんなことはオチャノコサイサイ。
マスコミも「この発言は誤りだ。」なんて指摘は絶対しません。

こんな国だからこそ、騙されてはならないのです。
前述した問題を一つ一つ解決するよう声を大にして訴え続けなければならないのです。
オリンピックというとんでもないものと共に様々な問題にふたをして、忘れさせ、なかったことにしてしまうという「表無し」にする可能性が高いのです。

そうです。
「おもてなし」とは、裏に隠す、すなわち隠匿するということを意味しているのです。
はたまた憲法を改悪した暁には、特高の暗躍。
裏の世界が暗躍するそういう国となったりはしないのでしょうか、日本という国は?
くわばら、くわばらです。

昨夜、大飯原発が定期検査に入るため、停止し、1年2カ月ぶりに稼働原発はゼロとなりました。
もう二度と再稼働を許してはなりません。
2020年にオリンピックを本当にする気があるならば・・・

何度でも言わせてもらいます。
日本はフィンランド、フランスとは地質、地形が全く異なるのです。
つねに動き続けるプレートの重なりあうその真上に日本は存在するのです。
先日テレビを見ていたらフィンランドは使用済み核燃料を30万年間、地下トンネルの中に貯蔵すると言っていました。
300年間の貯蔵でもとんでもないのに30万年とは途方もなく、長い長い時間です。
とにかく地震、津波大国=日本と安定した地質上にある国々とは間違えなく違うのです。

ウランを外国から輸入し、電気を作ると共に生み出される処分することのできない莫大な使用済み核燃料廃棄物。中間貯蔵施設は一応あるけれども、最終処分場は未だ決まってはいません。
しかも、この先においても決まることはないと思われます。
先祖代々の土地に何百年間も莫大な量の核廃棄物を寝かせておくなどということを全国のどこに住む人たちも望まないでしょうから。

「美しい日本」を守るために、原発は止め、フクシマを収束させ、被災地の復興に知恵と時間とお金をかける、そして、憲法を変えるなどという愚かなことを言わずに「平和な地球のために」憲法前文を先頭に掲げ、名誉ある地位を占めるためにも世界に訴え続けることが大切ではないのでしょうか? 



 <自然は嘘付かない!!>