
5月15日、定刻の午後4時半より第24回大会が開催されました。
中央労金江戸川支店、江戸川区平和運動センター、江戸川生活者ネットワーク、民主党都議会議員、東京教組本部から来賓が駆けつけてくださいました。
いずれの方からも、温かく力強い励ましの言葉をいただき元気が出ました。
今年度の大会の一番の課題は、何と言っても「憲法」でした。
運動方針も大会スローガンも、例年以上に阿倍政権による「憲法イジリ=改悪」に焦点が当てられました。
もちろん、「教育」現場にも今まで以上の攻撃がかけられ、表面上の言葉とは裏腹に子どもたちはますます「国家の道具」化させられようとしています。
これといかに闘うか、真摯な討論が続きました。
憲法改悪と闘うには、まず現場で足下の問題を見つめ直し、人権を守り子どもたちが主体となる「教育」を創り上げて行こう…。
若い教員が増えて行く中、管理職も含めて一層無知な人間が増える一方の学校…。
憲法の何たるか、民主主義の何たるかを理解できないでは、学校のみか今後の社会が心配だ。
忙しさに振り回され、大切なことを見失わないように声を出し合おう…。
改憲主義者橋下の「従軍慰安婦」発言の愚劣さは、女性差別問題である以上に戦争を肯定し人間性を否定する極めて危険かつ許されざる発言だ!
時間の過ぎるのも忘れて討論は続きました。
最後に、日教組・東京教組と連帯しつつ、江戸川区教組の歴史ある原則的な闘いをより一層強化して職場を原点に闘う運動方針が可決されました。
合わせて、教研や学習会活動に重点を置いた予算案も可決され、大会宣言・憲法改悪を許さない特別決議も採択され全日程が無事終了しました。