TPPへの参加の是非を話し合うふりを政府自民党は行っていました。
そして、案の定参加することとなりました。
想定通りに。
いくつかの品目(農畜産物)については例外を設けるという条件を付けて。

交渉に参加して、この条件が通らないから撤退しますなんて言うことを政府が考えているわけはありません。
何と言っても、今の政府もこの前の民主党政権もTPPに参加したいという願望を持っているのですから。

第一人がたくさん住んでいる都市部のことだけ考えて、その他のことを考えようとしない人が政治家となり、そんな政治家にホイホイくっついていく、投票する人が五万といるのですから。
地方はたまったものではありません。

地方選出の自民党国会議員は国会の場で絶対反対すると言ってそういう公約を掲げて国会議員となったのでありますから、自民党内の話だけでシャンシャンとしてしまうのはおかしいのではないかという疑念が湧くのは私だけでしょうか?!

今後の大まかな流れとし
参加交渉に入る(安倍総理が訪米のためのオバマに対するおみやげ其の1、ちなみに其の2は辺野古への普天間移設のための埋め立て許可申請を沖縄県に提出したということ。漁協がではあるが・・・)

まずは参議院選挙まで表立ったことはしない。
もちろんTPPについては触れない。あるいは触れたとしても、大丈夫ではないのに、全然平気みたいに装うはず。

尖閣問題、竹島問題、そして、票になる北朝鮮たたきの拉致問題をマスコミに宣伝させる。
参議院選挙
ねじれ解消。
一気に憲法改悪に向けてマスメディアを総動員してより強固に学校を教員を縛り、がんじがらめにもの言わせない政策を取る。
改悪教基法を基に上意下達の貫徹を謀る。

すなわち日本の教育は戦前へと回帰するのだ。
ついに憲法改悪。

日米同盟強化、という名のアメリカの不沈空母としての日本。
逆らえない、石油どころか食料までをも牛耳られているのだから。

防衛軍の志願者が激減。
徴兵制の復活。

ついにまたいつか来た道を歩いているのでした。
本当にこんなことが許されてよいのでしょうか。くわばら、くわばら!!



<くわばら、くわばら>