改憲論者は静かに、したたかに、そして、一気に変える!!そうなってからでは遅い!!
反対の声など揚がらない、挙げさせない状況を作るであろうから。
みなさんは、憲法を変えて良いとお思いか?
大日本帝国憲法下においてのこの前の戦争は確かに「主権者である天皇の責任」である。
しかし、現在は日本国憲法という世界遺産にもなり得るであろう世界に誇ることのできる優れた憲法を持っているのである。
それを変え、戦争への道を選ぶのは「愚か」と言わざるを得ない。このままではまた、「あの時言っておけばよかった。
『変えてはいけない。繰り返してはいけない。』といって、阻止することができていれば・・・」と、後悔の念に駆られるのはまっぴらごめんだ。
そして、今の私たちは主権者であるのだから、一人一人に重い責任が圧し掛かっているのだ。
にもかかわらず、戦前とは違うという認識が本当にあるのだろうか。
今の日本を見ていると、簡単に戦前のドイツのようになっていくのが目に映る。
というのも、日本には日本国民はたくさんいるのだが、市民の数がとっても少ないように感じるからだ。
自民だめ、政権交代した民主もだめ(自民党がこれまでやってきたことより、人に対して金をかけようとしたのは事実だ。
子ども手当しかり、高校無償化しかり。始めたばかり。戦後数十年にわたるとんでもない自民党政権下に増大したつけは非常に重いものであり、「数年で、『はいクリアー』」とそんな軽い代物ではないのは重々分かっているところだ。)ということにしよう。
そして、第3極と呼ばれるグループ。
中でも、大阪ワイドショー型政治手法の橋下、厚顔無恥暴走老人石原が組む日本維新の会。
これは、自民党より悪いし、危険極まりない。
というのも、掲げているのは、憲法の改悪、戦争できる、いや積極的に戦争する国家をもう一度作りたいということなのだから。だから、原発政策を止めるわけがない。
それもそのはず、止めてしまったら、自国での核兵器開発ができなくなってしまうのだから。
それに橋下の考えている経済政策は小泉と一緒。
未だに、新自由主義路線。
何と言ってもブレーンに慶應大学教授、小泉政権時に特命担当大臣として日本を規制緩和の嵐に追い込み、見事に郵政民営化を実現し、非正規労働者を倍増させ、強固な格差社会を作った竹中平蔵がついているのだから。
どうして、非自民政権が誕生したのだろうか?
そう、人々は規制緩和の嵐の中で、賃金が上がらないばかりか、反対に引き下げられるということを体験し、また、時には働く場さえもいともたやすく切られてしまうという理不尽さを実感したから、自民党政治に別れを告げたのである。
だから、今度の選挙はどうするのか。
簡単なことだ。
自民党に戻ってはならない。ただただまた同じことを繰り返すことになるのだから。
いや、もっと人々の暮らしは悪くなり、戦争に近づくだけなのだから。
維新の会は、今述べた通り、もっともっと格差社会となる。
まずは、保険の規制緩和。資本にとっての、為政者にとっての邪魔な皆保険制度。アメリカの保険会社が日本市場に自由に参入。すると、自然淘汰が進み、高額な健康保険に入って先端医療の受けられるお金持ちと医者にかかることのできない人たちとに分かれていく。
大学へ行く学費をねん出するために国防軍へ入り、命を落とす。
大学を卒業するための借金にいつまでも追われる生活。
TPPに入り、安全な日本の食べ物は急騰し、人々の口には入らなくなる。
入るのは、安い輸入食料。食の規制緩和。
ふんだんに化学肥料を使い、強烈な農薬をまいて害虫など一戮。遺伝子組み換えなんて当たり前。
安い食べ物が大量に早くできればそれでよし。
食べるのは、大多数の安い人なのだから。
そうこうしているうちに、アジアの様々な地域から高齢者介護のために日本人の人件費の何分の一かの安い労働力が供給される。労働者の規制緩和。
今現在でも3K職場である高齢者施設に働く人々は、より一層の労働強化を迫られ、辞めていく。
代わりになる安い労働者はいくらでもいるのだから。
人々は働く所はあっても、外国人労働者と競わされ、長時間、低賃金労働を余儀なくされる。あるいは、失業者となる。
もう一度みなさんに問いたい。
「戦争の時代に戻りたいのか。」と。
今こそ私たちはノーモアオキナワ、ノーモアフクシマ、ノーモア基地、ノーモア原発、そして、ノーモアWARを叫びつつ,憲法改悪阻止を訴えなければなるまい!!
<反ポピュリスト>