日本国が尖閣諸島の3島を買ったことによって中国との関係がますます悪化している。
一体なぜ、こんなことになってしまったのだろうか?
そもそも日本も中国も尖閣諸島の領有権についてずっと棚上げしてきたという経緯がある。
個人所有にしておくことによってお互い領土問題としないようにしてきたのだ。
それをあの人がそれもわざわざ東京都の金(都民の血税)を使ってアメリカまで行き、そこで「都が尖閣諸島を購入する」と記者会見したことが発端である。
日本は昨年の東日本大震災によって東北3県が甚大な被害を被り、とりわけこれまでの自民党政権時に造られた原子力発電所54基の中の福島第一原発の4機が大事故を起こして、今なお収束することなく、危険な状態が続いていることはよく知られている通りである。大津波からの復興もままならない中での「絶対安全」なはずだった原発の大事故。
これから何十年もいや百年単位での後始末、子や孫、やしゃごの代まで、いやもっと先まで時間がかかるだろうと言われている。
そして、この事故を教訓とすることなく、「この夏の電力不足を解消するため」という大義名分をでっちあげ、大飯原発の再稼働に踏み切り、現在に至っている。
民主党は総選挙を意識して、国民の7割が求めている脱原発、原発ゼロ社会にするかのようなことを言っている。
原発はなくす。
しかし、原子力政策は続けると。これまでの流れから考えると「もう、政権を取ることは無理だから、この際言っておこう『脱原発と』」というのが見え見えだ。
では、自由民主党は・・・前回の総裁選では「たとえなったとしても総理大臣になれるわけでもなく、河野洋平の二の舞になるだけ。
こんな場面でなるのは、損、損。」という感じが強く、今回立候補している人は誰ひとりとして手を挙げていない。
では今回は・・・軍事オタクと言われる人。教育基本法を改悪しておいて、「具合が悪いので。」と辞めた人。
派閥の首領。
そして、現幹事長でありながら、支えるはずの総裁の足を引っ張り、立候補を断念させ、その代わりに自分が総裁選に出ようという義理人情のかけらもない人。
ここで出ておけば、総理になれないまでも、何某かの大臣くらいお鉢が廻ってくるはずと考えている人。
良識ある市民は、まさかこんな方々を総理大臣にする訳はないだろう。
間違えても・・・沖縄の米軍基地問題でも、オスプレイ配備問題でも、日本に存在するすべての原発も自民党政権の中で合意され、形づくられてきたという事実があるから。
そして、正規社員になれない社会、格差社会を構築してきたのは小泉であり、自民党なのだから。
西の方にはもっと危険な輩が虎視たんたんと狙ってる。
そう、総理の座を。
今の日本は前述したような人ばかり。
危険極まりない、と言わざるを得ない。
何と言っても彼らの狙っているのは、「憲法の改悪」なのだから。
教育基本法がすでに改悪されたのはご存じの通り。
次は、憲法。
これを変えて、また67年前に戻ろうとしている。
連日、尖閣や竹島を取り上げ、国民の頭の中へのすり込みが始まっている。
「日本を守ろう。そのために憲法を変えよう」と。
再び、騙されてはならない。
絶対に!!!
<つかれたもの>