自らの労働条件は自らの手で!教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう!
NEWS 江戸川区教組
2026 /02/24 NO.2511 江戸川区教職員組合 (江戸川区東小松川3-35-13ニックハイム船堀204)
戦後80年 話し合おう 知らないなら学ぼう 知っているなら伝えよう
『 8歳で体験した 東京大空襲 』
~二瓶治代さんのお話~
2月14日(土)、東京大空襲・戦災資料センターで開催した学習会には大勢の方々が参加しました。
お話の前にセンターの学芸員さんが下町空襲被災地図を示しながら、「ウクライナやガザも空から俯瞰して、攻撃している側から見えたものが報道されている。下にいる、攻撃されている側はどうだったのか。そこに戦争の実相がある。二瓶さんの話をそういう視点から聴いてほしい」と方向づけをしてくれました。
衆議院議員選挙自民党圧勝、高市政権が軍備増強に突進していることなどに不安を感じていましたが、二瓶さんの体験談を聞き、「戦後80年、再び戦争を起こしてはならない」と、思いを新たにしました。
二瓶さんを囲んだ座談会では参加者が思っていることを出し合って率直な交流ができました。
「また、お話を聞く機会を持ちましょう」と青年部長から力強い呼びかけがあり、元気が出ました。
あらたな戦争体験者を生まないために、二瓶さんの思いをしっかり受け止め、できることから取り組んでいきたいと思います。
<亀戸で大空襲に襲われた8歳の二瓶さんの体験談>
~国民学校~
国民学校2年生、8歳の二瓶さんは集団疎開には行けず、東京に残留。
若い男の先生はみな戦地に行き、学校は校長と教頭のみ男性で女の先生ばかり。
子どもは疎開先のない1、2年生だけ。
授業はなく2月半ばから休みだった。
廊下をコツコツと歩く足音がすると、廊下側の窓が開いて兵隊が中を見て、窓を閉める。
「日本は神の国、天皇は現人神で日本は絶対に負けない、東京には宮城があるから空襲はない、神風で追い払ってくれる」と教えられた。
学校は暗くて、恐ろしいところだった。
(二瓶さんのお話)
~アジア太平洋戦争 末期~
その頃、日本は領土を拡大しようと弱い国を攻めて植民地にする政策をとり、中国の奥地へと攻めていき、残虐な行為を行っていた。
1933年2月「満州国不承認」を不服として国際連盟を脱退し、驕り高ぶっていた。
1941年12月にはアメリカと開戦。
1944年の6~7月頃、サイパン、テニアン、グァムがマリアナ沖海戦で日本は壊滅。
アメリカはそれらの島々の滑走路を日本の爆撃のためのB29の出撃拠点とした。
以来、空爆が激しくなった。
2月雪が降った頃、荒川空襲があった。
「寒くてさぞ、大変だろう。日本は勝っているのかな」とおばさんたちが言っていたのを覚えている。
3月9日、卒業式があるので学童疎開先から6年生が東京に戻ってきていた。
二瓶さんは、朝から友だちと戦争ごっこで遊んでいた。
男の子は軍人に憧れ、学校では名誉ある死に方を教えていた。
女の子は従軍看護婦になって兵隊さんを介抱することに憧れていた。
夕方、「ごはんだよ」と母が呼びに来て、「また明日ね」と友だちと別れた。
~3月10日 大空襲~
午前0時すぎ、父が「いつもと違う。起きろ!」と飛び込んできた。
風が強く不気味な感じがした。
隣家のまさおちゃんが防火用水の氷を割っていた。
低学年の役割だった。
共同防空壕(歩道を掘り下げ、土を盛った土饅頭のようなもの)に母と私と妹が入った。
父は消火の役目があり、入ることはできない。
防空壕の外では、錦糸町から亀戸に逃げる人の足音がバタバタと聞こえる。
ゴーとB29の腹を揺さぶる音。
シュルシュルシュルと空を引き裂く炸裂音。
耳をふさいで固まっていると、父が入り口を開けて「出ろ!早く!蒸し焼きになるぞ」と叫んだ。
隣家のおばさんが裾を引っ張って止めたが振り切って出た。
外は火の川で、真横から火の粉が降りかかり、炎が家屋を飲み込みながら近づいてきたので、土手の上に逃れる。
そこにも火炎がせまり、二瓶さんが被っていた防空頭巾にも火がついた。
頭巾を取ろうと父の手を離したとたん逃げ惑う人波に飲み込まれてしまう。
その中で意識を失い、気付くと人々が自分の体にのしかかっていた。
熱くて、息苦しいことと人々の叫ぶ声を覚えている。
夜が明けて、人々の体の下にいた二瓶さんは父に助け出された。
そこで二瓶さんが見たのは、死体の山。
なかには炭のように焼け焦げた人もいた。
~空襲体験を語りつぐ
あらたな戦争体験者を生まないために~
二瓶さんの家族は幸いに全員無事だった。
あの日の夕方、「また明日ね」と別れたよしえちゃんもまさおちゃんも隣のおばさんもいなかった。
アメリカ軍の無差別爆撃により、一夜にして東京の下町一帯は焼け野原となり、約10万人もの人びとが命を奪われた。
80年間、日本は直接の戦争をしてこなかった。
80年平和を保つことができたのはなぜなのかを考えなくてはいけない。
日本はいま分かれ道に来ているように思う。
これからどうなるのか。
戦争の体験はわたしたちで十分。
新たな戦争の体験者を生まないようにしたい。
いろいろな国で戦争が起きている。
やられている子どもたちがどんな思いで暮らしているのか想像できるような教育が大事ではないだろうかと思う。
だからこそ自分の体験を教職員のみなさんにしっかり伝えたい。
(二瓶さんを囲んで)
2025年度版「青年教職員は今」
~東京都で働きはじめた教職員261名のアンケート結果~
今年度のアンケート結果では、青年教職員の在校時間の平均は10時間52分でた。本来の勤務時間7時間45分からすると、毎日3時間以上も超過勤務をしています。
長時間勤務が改善されていません。
半数以上の人が休日出勤もしています。
管理職からのパワーハラスメントなど、教職員への人権侵害が起きていることも多数寄せられています。
職場の様子はいかがでしょうか? 悩んだり、困ったりしている青年教職員がいたら、同僚として、ぜひ一声かけてあげてください。
2025年度版「青年教職員は今」をご活用ください。
必要なときには区教組に連絡をお願いします。
<今後の予定>
☆区教組の選挙結果は同封の当選公示をごらんください。
3月6日(金) 18時~ 分会代表者会議 タワーホール船堀405
3月7日(土) 13時~ フクシマ原発事故から15年
―持続可能で平和な社会を―とめよう原発全国集会
デモ出発14時30分~ 代々木公園B地区、野外ステージ、けやき並木
3月10日(火)13時~ 教育委員会
*傍聴は15分前に、4F教育推進課で受付を
3月24日(火)13時30分~ 教育委員会 執行委員会
生活と権利を守るためにみんなで力を合わせましょう
江戸川区教職員組合加入届
江戸川区教職員組合 書記長様
私は江戸川区教職員組合に加入いたします。
( )学校分会
氏名( )





















