優しい薄紫色の花が群れ咲くハナトラノオの様子は、残暑の中でもつかの間の
涼しさを感じさせてくれます。今年も、目黒川緑道の沿道に黄色のキバナコスモスと
交り咲く光景が見られました。このハナトラノオは、亡き母が大好きな花で、子供の頃
からこの時期になると庭いっぱいに薄紫色のこの花で埋め尽くされていました。
仏前に飾ってあげたいのですが、野生化したポピユラーな花なので花屋などではなかなか
手に入らず、毎年写真を撮り飾っております。
シソ科 カクトラノオ属 宿根草 北アメリカ東部原産
日本へは大正時代に入り、丈夫でよく増えるため急速に広まり、現在では
ポピユラーな花として夏から秋にかけて全国いたるところで見かける花だそうです。
カクトラノオとも呼ばれるように、花穂は四角錐で花は四方に向かって規則正しく
並んで咲きます。ありふれた花ですが、よく見るとなかなか美しいもので、一つ一つ
の花の形もユニークです。幾つかの品種もあり、濃桃色や白色花などもあり草丈や
開花期（７月～１０月）にも幅があり楽しめるそうです。
-可愛いレインリリーの花も-
-沿道には元気色のキバナコスモスの花も-
この辺りでは、通常のコスモスの花があまり見られず、キバナコスモスの花で
沿道を彩られていますね。やはり、こうした沿道には放任栽培でも丈夫な草花
が広がりを見せて来るようですね。
本日も、お越しいただき誠にありがとうございました。
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