東急大井町線「等々力駅」南口から徒歩8分、用賀中町通り坂を上がり目黒通りと合流、
その先環状8号線との交差点を渡り100mほど歩くと右手に山門が見えてきます。
山門前のこの道の先は多摩川の土手に続いています。
この等々力不動は満願寺の別院で、流轟山明王院と言い、役の行者が滝の側に不動明王
をまつって霊場としました。今では滝に打たれて行をする修行者の姿は見かけませんが、
古くからこの不動の滝は、各地からの修行者が絶えなかったと言われるほどよく知られて
いたそうです。
拝殿に参拝後、境内脇の石段を下り、その不動の滝まで降りていくことにしました。
(2020.11.15 撮影)
-等々力不動尊の正面口山門-
山門前の光景 山門の右手には展望台があります
-山門をくぐってすぐ右手にある
「草木供養碑(そうもくくようひ)」-
1972年に草木に感謝し、その成長を願って建立されたそうです。
-等々力不動尊の拝殿-
拝殿前には見事な紅色と黄色の盆栽菊が飾られていて、菊祭の一貫として
その左手には多くの愛好者による盆栽が展示されていました。
-拝殿の左手脇にある階段を下りて不動の滝へ-
踊り場には、渓谷から上がってきた人用の手水舎や渓谷を見下ろす展望台にも
なっています。 踊り場の右手にある石段を100段ほど降りていきます。
この石段にも「たきのみち階段」と名付けられていました。
石段の途中には、役の行者の像が祀られた岩穴が幾つか見られました。
-階段を降り切った先には、不動の滝や稲荷堂がありました-
滝の右手には「弘法大師」と「観音様」の像があります
この不動の滝はいつでも涸れることなく、谷沢川に流れ落ちているそうで、
等々力という地名は、この滝の轟く音から里人が呼称したと言われております。
「不動明王」と「稲荷大明神」の像が祀られている「稲荷堂」
今年の初夏頃まで、等々力駅前のゴルフ橋(赤橋)の修復工事がなされていて
等々力渓谷には今年初めての来訪となり、紅葉光景は見られませんでしたが
都会には見られない渓谷光景を楽しんできました。
これから北側のゴルフ橋入り口へ向かって、谷沢川に沿った渓谷遊歩道を
約1kmほど歩いていきます。 (つづく)
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