ノコンギクは、日本各地の低地から高原までの草原に広く見られる多年草です。
いわゆる野菊を代表する植物のひとつです。
日本には、350種ほどの野菊が自生しますが、爽やかなブルー色のキクの花は
珍しく、古くから日本人にはヨメナやシオン同様に親しまれてきた植物のひとつです。
散歩道の沿道や川縁に、ブルーや薄紫色の花を咲かせるノコンギクの光景です。
キク科 シオン属 多年草 日本原産
ノコンギクに似た花も多く、基本的には濃紫色をしたコンギク、川岸に多く生える
センボンギクやタニガワコンギク、そしてホソバコンギクなど葉の形状によって
仕分けされています。また海岸近くに生える変種で、ハマコンギク(エノシマヨメナA)
というノコンギクもあります。
ノコンギクやヨメナなど、花を見ただけではなかなかこうした細かく仕分けされた
花名は見分けしにくい植物だそうです。
開花期は7月~10月ですが、爽やかなブルー色の花は晩秋頃まで咲くこともあって
とても癒し感があると大変人気の植物となっています。
上の4枚は、今年の10月末に撮ったものです
ノコンギク(野菊)の花は、先般母の法事(9月)で中央道から北陸道を車で通った際も
あらゆる場所で目にしました。道の駅の駐車場脇の草むらや、もちろん祖先の墓のある
土手壁や沿道にも、よく見ると本当に可愛い花ですね~♪
本日もお越しいただき、誠にありがとうございました。
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