いつもの散歩道の緑道に、風になびくように美しく可憐な花姿の
アグロステンマの花が咲いていました。毎年秋口に見ていた花だったので
本当に?と思ったくらいです。キキョウの花に似て風情もあり好きな花の
ひとつです。
ナデシコ科 ムギセンノウ属 一年草 ヨーロッパから西アジア原産
乾燥した荒れ地や麦畑などに生え、高さは60~90cmになります。
花びらはやや下垂れして、縦に入る筋がはっきり入ります。葉は細く
直立し、線形で全縁の葉が対生しています。
七月から九月頃、ピンク色から淡い紅色の柔らかい5弁花を咲かせます。
属名はラテン語で「Field chaplet(野の花飾り)」から。
和名では「麦仙翁(ムギセンノウ)」と呼ばれてます。
花はとても目立ちますが、葉は細い糸状でナデシコ科の特徴を持って
いることがわかります。全体として見ると野に咲くような優しげな雰囲気が
魅力的な花です。
この沿道では初めて見るアグロステンマなので、新たに植樹されたのでしょう。
同じ地に、季節ごとに春は水仙、夏はケイトウ、秋から冬にはセンニチコウに
キバナコスモスと、散歩道に彩りを見せてくれています。
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花悠々クラブ