実は妻のまわりにも心に病みを抱えている親族がいて、一人はパニック障害。もう一人は不眠症だった。
そこで、その二人のアドバイスもあって、妻は心療内科の門をくぐることとなる。
最初こそ緊張していた妻だったが、心療内容は比較的シンプルだったようで、さらりと睡眠に効くという薬を処方してもらった。
薬のある安心感と、これで眠れるという期待とで、妻に久々の平穏が訪れた。
実際、処方してもらってからは当分の間、妻の睡眠リズムは整い、また、いつもと変わらぬ日常がやって来た。
心療内科は定期受診で定期的に薬をもらったり、血液検査を行うようになった。
仕事はというと、、、あの日を境にやはり仕事から遠退いていた。
そんな中、車で少し行ったところに、大型ショッピングモールが出きることとなり、雑貨屋さんのオープニングスタッフ募集をかけていることを知った。
昔から接客業の好きな妻。それに一度は働いてみたいと思っていた雑貨屋の募集。しかも、オープニングスタッフという、極力上下関係の少ない好条件!
バズはどう思う?
デートの度にこの職場の事を気にかけては口にするようになった。
いいじゃん!オープニングスタッフだし、まわりも同じにスタート切れるし、社員さん位が先輩だし。
比較的気楽に答える。まぁ、当時は今のように沈みがちな妻ではなかったので
そおだよね!やっぱり良いよね!よし!応募してみよう!!
妻はいよいよ、仕事への復帰も視野にいれて動き出そうとしていた!
でも、このリスタートがまた新しい闇を引き寄せてしまうとは、モチロンこのときの私たちはわかるはずもなかった。