1510勝のマラソンランナー、

瀬古利彦が語る、折れない心の作り方。


「マラソンの練習はきつかった。

何度もやめそうになった。

しかし現役中、練習を途中でやめたことはただの一度もない。

現在、マラソンは明るく健康的なスポーツとして、

多くの市民ランナーに親しまれているが、その本質は泥臭く、

根性がいるものだと思う。苦しいからと言って、

練習を途中でやめては「いつでもやめていいんだ」と

甘える癖がついてしまう。苦しくないマラソンなどない」


「村上春樹さんと私の不思議な関係」の章で触れられていますが、

3度のオリンピック代表を経験した瀬古さんでも、

「走りたくないな」ということはしょっちゅうのようです。

それでも練習を途中でやめたことは一度もない…

その精神力を見習いたいです。



村上さんは『走ることについて語るときに僕の語ること』の中で、

瀬古さんのことに触れています。

お互いの立場から見た、それぞれの話が面白いです。


すべてのマラソンランナーに伝えたいこと/実業之日本社
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「殺っちまおう」と相棒はいい、

「もう一度襲うのよ」と妻は言った。

村上春樹の名作改稿、小説×アート。

初期作品として名高い「パン屋襲撃」、

「パン屋再襲撃」が時を経て甦る。

ドイツ気鋭作家、カット・メンシックのイラストレーションと構成する

ヴィジュアル・ブック。


「ねむり」(「眠り」の改稿)もカット・メンシックのイラストとのコラボでした。

村上作品によく登場する佐々木マキさん、安西水丸さんのイラストも良いですが、

これはまた違った良さ・世界観が感じられます。

またなんと言っても、オリジナルとの読み比べが楽しいです。

どこが変わっているのかな?なんで変えたのかな?と。

マクドナルドのビックマックとコーラが欲しくなりました。

身体には悪そうですが、たまにはありですね。


パン屋を襲う/新潮社
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医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法。


著者の近藤誠さんは、慶応義塾大学医学部放射線科講師、第60回菊池寛賞受賞者。



医者に行く人ほど、薬や治療で命を縮めやすいといいます。


病気の80%は医者にかかる必要がない。かかった方がいいのが10%強、


かかったために悪い結果になったのが10%弱、との言葉もあるほど。


がんは切らずに治る、抗がん剤は効かない、


検診は百害あって一利なし、がんは原則として放置した方がいい…。


医師として活躍されている著者が、データを基に分かりやすく解説されています。


膨大な情報が溢れる中で、また医薬品会社などの思惑も働く中で、


自分は何を選択していくのか。


医師の説明をうのみにするのではなく、


自分なりに幅広く情報を集め、考える癖をつけることの大切さを感じます。


様々な方法には、それぞれの長所・短所があることでしょう。


自分自身の直感も大切にしながら、より良い人生を自分で切り開く。


最後にある著者のリビングウィルのようなものを、


自分でもしっかりと持てるようにしたいです。




サミエル・ウルマンの有名な詩「青春(Youth)」より抜粋


「青春とは人生のある時期のことではなく、心のありようをいう。


強い意志、豊かな想像力、燃え上がる情熱、ひるまない勇気、あくなき冒険心。


そういうありようが青春なのだ。


年を重ねるだけで、人は老いない。夢を失った時、始めて老いる。


歳月は皮膚のシワを増すが、情熱を失った時、精神はしなびる」



医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法/アスコム
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