誉田哲也著、セブンティーン・エイティーンと続く剣道小説。
武蔵を心の師と仰ぐ「剛」の香織と、
お気楽不動心で楽しむ「柔」の早苗。
青春を剣道にかける女子高生を描く傑作エンターテインメント。
印象に残った部分を引用します。
「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義、克己…集約すれば、
世のためを思い、他人を敬い、精進を怠らない…そういう心得に行き当たる。
最低、その3つを忘れなければ、人はどこでも、いつの時代でも生きていける。
逆に、その1つでも欠いたら、そいつに生きる資格はない。
社会に生きる人間とは、そうあるべきものだ」
「わたしたちは、それぞれ別の道を歩み始めた。
でもそれは、同じ大きな道の、右端と左端なのだと思う。
その道の名は、武士道。わたしたちが選んだ道。
わたしたちが進むべき道。果てなく続く、真っ直ぐな道―」
「武士道があるから、剣道は武道。それがなかったら、
剣道は暴力にだって、スポーツにだって、簡単に変わってしまう」
「剣道は、武道は、武士道は、相手の戦闘能力を奪い、
戦いを収める。そこが終着点。相手の命も、自分の命も等しい、たった1つの命」
「わたしたちは、もう迷わない。この道をゆくと、決めたのだから。
急な上り坂も、下り坂もあるだろう。枝分かれも、曲がり角もあるだろう。
でも、そんなときは思い出そう。
あの人も、きっと同じように、険しい道を歩み続けているのだと―」
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