週末の出会い

4月6日

神戸のチャリティ演技会

に行かない飼い主の michi　寂しそうだな
飼い猫の僕としては、彼女に行かれると困る

　夜は傍にいて欲しい　（ほんとかな

）

土曜日はマンションの排水パイプの掃除　　専門の業者が全戸を回る

飼い主、キッチンやお風呂場の汚れが気になるけど
素人ができないから、専門家に頼むんだし～と、掃除は適当

　　
この辺のポジティブ思考はどこから来たんだろう　　生まれか育ちか

キッチンのシンク下の引き出しを取り出しておく

早速、僕がチェック

　　ささみを入れている引き出し　食欲をそそる臭い

シンク下もチェック

　　もぐり込むのは本能

やがてオジサンが現れる　　３人も！　腰がひけてる

　２人なら倒せるんだけど

michi は近所の酒屋でスパークリングワインと白・赤ワイン、ビールを買い込み

池袋のデパ地下にでかけ、サーモンとホタテを購入

日曜日、久しぶりの女子会

グルメのネコ師匠とエヌちゃんが僕に会いに来た

サラダ、カルパッチョ、マリネと、ワインのための料理が並ぶ
手作りマーマレードも絶品でした

　僕は食べてないけど

BGMはエヌちゃんリクエストのアイーダ

パーティーの主役は僕のはずなのに
何と、ネコ師匠がクロネコ君を連れてきた

　　昨年、師匠が保護した猫　　
まだ２歳前かな　　みゃーみゃーと可愛い声を上げていた

雄ネコ同士で、何かが起きるかと周りは期待

でも、動くのかったるい僕は大人の反応を見せ、ウーッともハーッと言わず、ただいじけてた

だって、ネコ師匠はいつも僕の事をとっても可愛がってくれるんだよ
それなのに、チビのクロネコをあんなに愛おしそうに抱いてるんだもの

３人がそろうと、芸術談義に花が咲く

ネコ師匠は、ピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団の台湾公演を見てきたばかり
そして、来週、ロンドン公演に出かける

舞台芸術全般、熊川哲也、歌舞伎、オペラ、そして高橋大輔と話が続き
結論は、「型を極めるまでの高い技術があるから、型を破れる」
（無着成恭さんの受け売りです

）

床ですねている僕は、ほとんど忘れられた存在だった

宴が終わり、主役になれなかった僕は、michi の足元へ　　グスン

神戸に行けない飼い主
でも、応援の気持ちは会場にいる方と同じ

　　うん、僕、知ってるよ

大輔君、michi を独り占めしてごめんなさい　m(__)m

あご乗せ

4月3日

飼い主の michi、春なのに気力が戻ってこないみたい
身体が重く感じるの

　　それ、僕と同じ症状だね

　　原因も同じだと思う

クッキーは食べるのに、エクササイズはしないし
リステリン・チャレンジも"野菜を摂る"なんて、一番簡単なものを選んでるし

お花見も満開の時に行ったからいいやと、引きこもり
桜と言えば、ここは新宿神田川

来年も楽しめるかな

飼い主に噛みついてから、しばらくは添い寝ができなかったけど
やっと、腕枕をして貰えるところまで仲直り

太いけど、michi の腕。太ももではない

　　（

うるさい

　腕枕は腕に決まってる）

アメショーの僕、身体の割に小顔の方だけど、やっぱり頭は重い
ダイニングチェアのアームは、あご乗せに最適

PCに貼りつく飼い主を見張る

彼女がキッチンに立った　コーヒー淹れるのかな

すかさず、彼女の座っていた椅子に移動

　　まったく同じ椅子なんだけど
michi のお尻のぬくもりが.........そんな訳ないか　　なぜか、椅子取りゲームを始めるネコ

椅子、取ったぞ～

　　すかさずあご乗せ

ほぇーと得意顔

かくして、２脚のチェアはどちらもネコの毛だらけとなる

あご乗せをしている時、顔が左右対称でなくなることに本猫は気付いていない
（マイク、ぶちゃいく～）

来週、やっと忙しくなりそうな飼い主
大輔君がいなくなっても、錦織君の試合は次々あるし、イチロー君も開幕だし
元気、出さなくちゃ

フィギュアスケートの競技が見れなくなってしまったのが本当に残念
早いとこ、魔物が退散しますように

思い通りにならない

3月29日

しばらくブログの更新ができなかったのは、飼い主の michi と交戦中だったから

攻撃は水曜日の朝　お腹が空いたのに彼女がなかなか起きてくれない

僕はかたわらでフテ寝をしていた

　目を開けたら空腹の猫の姿がすぐ目に入るようにと

やっと目を開けた飼い主

僕の姿を見て、顔をナデナデ

顔を撫でて欲しいんじゃない

　ご飯を食べたいんだ

　と手に噛みついた　　
「何するのよ

」
もちろん、すぐさま両者は戦闘状態

本能に火が付いた僕は彼女の腕に跳びつき、ガブリと　　
ケガの傷跡はもう消えないかもしれないな

分かっているんだけどね　僕も年をとって、感情のコントロールがきかなくなったのか

michi の視線が冷たい

飼い主が笑わないので、僕の目も笑っていない　　冷たい火花の応酬

飼い主、世界フィギュアが開催されていたけれど、全くテレビを付けず
ライストで見たい選手の演技を確認していただけ

以前なら、世界フィギュアに合わせて予定を決めていたのにね
（だって、男子の試合、つまらないんですもの）

木曜日は茅ヶ崎の奥様と歌舞伎座

　　
菅原伝授手習鑑（すがわらでんじゅてならいかがみ）の昼夜公演を

菅原道真のお芝居は、スカッと勧善懲悪とはいかないので
気持ちに疲れが溜まっていく
仁左衛門の菅丞相（かんしょうじょう＝道真）は見ておかなければと覚悟の観劇

染五郎、確実に器量を上げてきました

　松本幸四郎の襲名も近いかな
菊之助、役者として熟成して欲しい気持ちと、このまま若い演技をして欲しい気持ちが
相まって複雑　美し過ぎる

松緑、大器晩成を信じて、今は我慢の時でしょうか

演目の最後が「寺子屋」　ここに至るまでの演目を続けて見たので、なぜ子供を殺すのか状況が理解できた
でも、でも、それでも、それはないでしょうと、半ば怒りの気持ちが沸きあがる

松緑に源蔵の役は無理だと思う　
彼の父親、辰之助の源蔵の舞台は実に印象的だった　
辰之助、なぜ若くして死んでしまったのと、目の前の松緑でなく父親の姿を追ってしまう

「寺子屋」で、気力をすっかり使い果たしてしまった

土曜日、飼い主はみなとみらいの臨海公園へ
大輔ファンのお友達とお花見

久しぶりに自然の中
楽しい話で心の中が満開

そして、今日の日曜日、昨日のお友達が我が家に
神田川の桜を見物に

東京のお花見では、穴場といえる神田川
日本一の桜、弘前を良く知る友人も、神田川桜に合格点

夕方、お友達が夕食を作ってくれた

　　ボンゴレ

michi のお友達は、みな、自由にキッチンを使う
良かったね、僕の飼い主も立派に"甘えた"なのです

ササミを食べる僕の姿が面白いので、余興のようにササミが出た

これで、冷戦状態が終りますように

反省は・・・・・・あまりしてないけど
飼い主が、僕の思い通りになってくれるといいのになあ　（

なるかっ

）

世界フィギュアは遠い

3月24日

春のお彼岸が終わり、後はお花見

？
飼い主の michi、めずらしく過去の事ばかりを考えている

家族のお墓参りを、穏やかな気持ちで終わらすことができるのは幸運

事故や災害で身内を亡くした場合は、何度も辛い過去を思い出してしまうだろうなと
東日本大震災、サリン事件、そしてつい最近のチュニジアでの惨劇、と家族の苦しみを思う

お墓参りでは、僕の事も報告した

とりあえず、michi とは仲良くやってるよ

　（えらそうに。態度でかすぎ

）

３月になれば、世界フィギュア　と以前は燃えていたのに
飼い主は、心を閉ざしているようだ

まるで、遠い世界のできごと。応援したい選手はたくさんいるのに

スケートへの情熱はそのまま
昨年末のクリスマス・オン・アイスの完全版が放送され、大感激

高橋大輔の人柄が表れる、写真撮影のシーンや最後の挨拶など
スケーター達のあふれる笑顔、心を一つに、皆で作り上げたショー

この新横浜で、eye の曲が流れて、ニコライ・モロゾフと織田君の笑顔があって
運命の糸が紡ぎだす、人間ドラマのタペストリー
ドラマ初編から見続けたファンにとって、感慨深い楽公演でした

あえて、名前を出します
織田君、あなたへのわだかまりの気持ちはもうありません
今年のクリスマス・オン・アイスも是非、笑顔で参加して下さいね

ただ、ただ、あなたが城田憲子さんの復権に手を貸したことは今でも残念でなりません
それが、母親の親友であったとしても

彼女が得意な裏工作とロビー活動

公平・公正の原則から逸脱しがちなフィギュア・スケートにさらに暗い影を落とす
不正行為で追放されたはずの人物が、なぜ大きな顔で選手を支配するのか
暗躍どころか、表に姿を見せるようにまで

世界フィギュアを、そして競技会を楽しめなくなった大きな要因は彼女です

桜の前に、僕が飼い主をなぐさめよう

michi、大丈夫

　「天網恢恢疎にして漏らさず

」　うーん、ネコには難しい
とろける笑顔でごまかしてみる

お手をペロペロ
使ってるクリームに、お魚成分がはいってるのかな

　　僕、いつも舐めるんだ

そして、春の夜はササミ

以前、Ｄ友さんからいただいたジェル状のササミが気に入ったので
michi が取り寄せてくれたんだ
ネコ満足

まーたねー、有難う（関西風イントネーションで）

本物だけでいい

3月19日

もうすぐ桜の季節

暖かくなって、ほっとしていたのに体調を崩してしまった

。あ、飼い主の michi は元気だよ

お薬を舐めて、後はひたすら寝る

ネコは寝ている時に病を治すというので、飼い主は触りたくてもじっと我慢

もう、大丈夫かな

　　外の風を感じる　　春だね

繊細さとは無縁の彼女　　花粉症なんて経験したことがない

暖かいね～と、窓を開けて外気を入れている

飼い主は僕のために手羽先を買ってきた

　（いやぁ～、私が食べるんだけど）
近くのマーケット、大きめの手羽先１０本で３７３円

わざわざブログに載せることか
鶏ガラは手に入りにくいので、手羽先でスープ以上シチュー未満の料理を作る
塩も入れずに超薄味、僕にもＯＫ

　　うーん、でも、玉ねぎが心配

鶏スープで元気になった

　でも飼い主はネコを無視してテレビに夢中

もう、深夜だよ

　ベッドに行かないの

彼女はバスケットボール、NBAの試合を見ている

どんなに一流のプレイヤーがコートを駆け抜けて行っても
マイケル・ジョーダンが見せた、光がグルグルと渦巻くようなきらめきがない

数字の上では彼を超える選手がいるかもしれないが、本物の輝きはマイケルだけのもの

高橋大輔のいないフィギュアスケートにも同じことを感じてしまうんだろうな

お、錦織君の試合が始まった

　僕も応援するよ

　　（寝てるし）

残念ながら、今回は輝けなかった
でも、彼は本物　　
ＡＴＰマスターズの全試合を生中継するＮＨＫ、久しぶりに感謝の気持ち

さらに磨きをかけて、フェデラー選手を超えて行って欲しい
ランク１位のジョコビッチ？　好きなタイプではないので、割とどうでもいい

ベテランと若い世代のせめぎ合い

　　周りの煽りや作為はスポーツに不要です

本物といえば、坂東三津五郎の追悼番組
そこで演じられていた三津五郎の「魚屋宗五郎」

この演目を最近、尾上菊五郎で見ている　　台本は同じでも雰囲気の異なる舞台を見て
改めて、菊五郎の凄さを理解した気がする

吉右衛門、仁左衛門、そして菊五郎、ベテランの頑張りに熱くなる

　どうか長生きして下さい
彼らも本物

　　今月の仁左衛門、見るのが楽しみ

最後に、ボソッと
村上大介君を見たいな

大輔＆マーニーの中にある黄金比

3月15日

飼い主の michi、神戸チャリティに行かないので、平穏な日曜日を過ごす
僕は、ひたすらそばで居眠り

昨日も少しだけ喧嘩したけど、ネコ頭ですぐ忘れることにしている
あ、ササミが貰えなかったことは覚えてるけど

michiのお友達 noroton さんがツイッターで素敵な事を呟いてくれた

「髙橋大輔xマーニー動画、ちょっと計ってみたら
　　映像始まってから息吐くまで　112秒
　　息吐いてから映像終わりまで　68秒
　ほぼ黄金分割だった」

飼い主は、この分析にすっかり感動

そうか、それで、こんなにも心地よいのかと
なお、イントロがあるので、このバランスが生まれるのだそう

黄金比は、精密に言うと１：(１＋√５)/２
面倒くさいので、１：1.618
さらに丸めて、５：８　

もちろんムービーを製作しているのは、その道の専門家中の専門家、ジブリの方達
数値的にもバランスを調整し、本能的に黄金比でもって物つくりをされるでしょう

聴覚を刺激するところでの黄金比
目からウロコという言葉があるけれど、これは耳から耳栓か

視覚的なら、さらに分かりやすいのかな

マーニー大輔のビデオから心地よいと思えたシーンを並べます
画像にすると、比率が微妙に変わりますが、でも、５：８の印象が見え隠れ

大輔ファンが彼のレイバックスピンを愛する理由は、上体のそりと手の動きで作る横空間と、そらした首とエッジまでの縦空間の比が、黄金比だからでしょうか
そういえば、縦長のスピン、美しいと思わないな

自然の摂理とも言える黄金比は５：８
ひと社会の黄金律は、「自分が人からされたくないと思う事を、他人にしない」
これ、高橋大輔が良く言葉にしていますね

彼の存在が心地よいのは、これだ

　　（そうだ、それだ

）

我が家の黄金比

ただただ、安定しているというだけに見えるけど

曇りのち晴れ

3月12日

昨日は、飼い主の michi、一日中沈んでいた。　3.11と9.11は日々の通常運転は無理みたい

４年前、僕は物が壊れる音を聞くやいなやベッドの下にもぐり込み、しばらく出てこなかっただけ

　　それぐらいしか覚えていないけど

たくさんの方が亡くなったのよ、動物もたくさん。彼女は何度も何度も言葉に出す
飼い主は、もうボランティア活動にも参加していない　
なるべく東北や福島の農産物を買うようにしているぐらい

人は自然の脅威を封じ込める力はない。回避する賢さを積み上げるだけ

でも、人の愚かさで作り上げた、いつ爆発するか分からない破壊的な危険物を、次世代に残してしまうとは
福島を考えるたびに暗澹たる思いに
見て見ぬふりをして生きていくしかないのか

ネコの僕には分からないよ

　　「賢い」とうぬぼれている人間が答えを出さなきゃ

最近、michi はベッドでモソモソと動くことが多い　　寝る時と起きる時

これ、とっても迷惑なんだ

せっかく隣で寝ているのに

　　僕との甘い時間を拒否しているの

えぇっ

　それもエクササイズ

　　そんなんで痩せるんだろうか

早目にベッドから追い出された僕は、今朝、久しぶりにもどしてしまった
慌てて世話をしてくれる飼い主

午前中、変な格好で床に寝ているネコ

michi はＰＣに貼りついていて、僕の様子を横目で見るだけ
あんなに夢中になっているのは、きっと高橋大輔に違いない

僕は、変なポーズを続けることにした

午後、いつもの大股開き

「あぁ、良かった

」　飼い主の声がする

手首を痛めている彼女、僕を病院に連れて行くのは至難の業
胃腸の調子が悪くて、こんな間抜けなポーズをとるネコはいないと、ひとまず安心

夜、ごはんを貰って隣でくつろぐ　　さらに間抜け

彼女を癒すのはやっぱりネコのマイクだけ

アニメの中を滑る妖精のような大輔君の存在は、あえて無視しよう
ビザもとれて、来月アメリカに

青年は荒野を目指す

　昭和の香りのするフレーズだね
大輔君、アメリカの大都会に行くんじゃないの？

都会はね、人々の心の中に荒野があるの
お、ジブリだね

　　　（いや、違うけど

）

大人の男が見せる生きる知恵

3月9日
飼い主の michi、お雛様を片づけるとテレビの前にマットを持ってきた
ようやくエクササイズを始めるのかな

（マイクが邪魔して、できないじゃない

）

柔軟性だけなら、僕の勝ちだね

、大輔君
飼い主もチャレンジしていたけど、とても見られたもんじゃない

とうとう、「痩せてからやろうかな」なんて言い出した

　　ダメじゃん

世界ジュニア、大輔君に憧れている宇野選手が優勝

　　おめでとう

素晴らしい滑りでした

　　彼以上のエッジワーク技術を持つ選手はシニアでも、そうはいません

応援する気持ちと一緒に、大輔君の競技プロを見ることができない現実に寂しさを感じる
楽しい時間を貰っていたんだなぁと、深い感謝の気持ちととともに

気持ちよく飼い主の隣で寝ていたら、ブラッシングが始まった
最初はね、気持ちよかったの