高麗屋‼ | マイクと michi のブログ

マイクと michi のブログ

マイクはアメリカン・ショート・シルバー・タビーのメタボ猫。michi はマイクの「飼い主」兼「婆や」。大事なマイクを忘れて、イチローや高橋大輔に夢中になることがよくある。マイクの名前はマイケル・ジョーダンから。ネコとネコ的な男性アスリートに胸アツ。

5月28日

飼い主の michiが僕の所に戻ってきたネコ
先週の週末、飼い猫の存在感ゼロだったもんしょぼん

朝寝坊の彼女、僕はベッドに跳び乗りスリスリしたり頭突きしたり
こんな休日が好きだラブラブ ハートドキドキ

 


 

足元でご飯の催促


無視されると足に爪を立てる

さらに無視されると噛みつくんだけど

その時はスマホを向ける余裕なし爆弾

猫が足元にいても 飼い主の目に浮かぶのは 
銀盤の上で見たつかの間の宴合格  代々木高天原の「氷艶2017」

神、亡霊、武者、巫女、若衆、遊び女、妖術使い、蛇使い、桜、炎、波、太鼓
あ、蛸もいたたこやろう


夢幻空間に酔いしれていても、なぜかビジネスの事を考える michi の悪い癖

興行の成功がね、とりわけ高麗屋の事を思うと嬉しくてね音譜

流れとしては
髙橋大輔が主演ということで、客入りが見込めるグッド!
先行予約の収入でコストを確保がま口財布
やりたい事を次々に実現していくアップ (蛇を飛ばすとか蛇

USMのような小さな会社が大イベントを主催する
原資はひとえに高橋大輔という切り札だったと推察します
(はい、michiも先行予約から全公演チケットを購入、先行投資に貢献!)
大輔君がこけたらどうなるか、そのリスクに冷や冷やものだったでしょうね

リスクを負ったのは松竹と高麗屋も同様

団十郎、勘三郎、三津五郎と相次いで支柱を失った歌舞伎
それでも隆盛を維持できているのは若手と言われた役者たちの成長クラッカー

新しい屋台骨となるのは「俳優祭」で中心となった
市川染五郎、市川海老蔵、尾上菊之助、中村勘九郎・七之助、そして市川猿之助

家柄、技術、そして姿形ビックリマーク(←残酷かもしれませんが、これ大事)全て揃えて

この中で、存在感の強さでひけを取っていたのが、実は高麗屋染五郎です
露骨に言うとチケットの売り上げへの貢献度
歌舞伎座でも空席が結構目立ちます見ざる

染五郎には線が細いという評判が付きまといました

屈託を抱えた「直次郎」や「安倍晴明」の役は俊逸 飼い主も大好きラブラブ
でも、荒事を得意としなければならない高麗屋ですからね歌舞伎隈取
海老蔵を蹴落とすぐらいのパワーを見せないとメラメラ

「阿弖流為」とラスベガス公演の成功もあったのに
もう一つ高麗屋の評判に繋がらなかったのはなぜでしょうね

染五郎が松本幸四郎を継ぎ、高麗屋筆頭になれば変わるのかしら
音羽屋との溝が影響していた?

歌舞伎界では音羽屋の影響力、半端なし
でもさすがに尾上菊五郎 染五郎への思いは自分個人の事と納める

染五郎、菊之助とは多数共演できているし
尾上流家元の菊之丞はもう盟友 (尾上流、宗家は今でも菊五郎です)

新屋台骨誕生の先駆けとなるのが高麗屋の襲名興行
歌舞伎界の行く末を左右すると言っても過言ではない
高麗屋からも私的に数億円¥は持ち出すほどのビッグイベントドンッ

「氷艶」が失敗し、襲名にケチがついたら偉いことに叫び

そうでなくとも、辛口評論家から「芸が荒れてきた」とか言われてしまうので
大成功でねじ伏せないとね、染様!!

現実は、あにはからんや
演出家染五郎の大きさを存分に見せつけてくれました目

宣伝やチケットの売り方に工夫があれば、もっと集客できたでしょうが
公演の内容は想像を大きく裏切り「大成功!!

これだけ異なる個性的な、しかも超一流集団を集め
一つの作品にまとめ上げた例は殆どないのでは?

玉三郎にも匹敵する高麗屋の演出力 
松竹さんにとっても嬉しい大発見でしょう
アメリカ公演、実現させてねアメリカ

歌舞伎界どころかエンターテイメントの革命、新時代の幕開け爆弾
やんややんやの ちんとんしゃん音譜(←違うだろ)

スケートファンとしても色々ありますけどねフィギュア・スケート
静香さん、マンネリ打破でカッコイイ
これでフレンズプロデュースのハードルを上げてしまった

大輔君、貴方と夢を見続けますからラブラブ  お財布、預けますからがま口財布
次はミュージカル? バレエ? 歌舞伎座デビュー?

夢かうつつか 6公演分の記憶をつなげて改めて思うのは
役者たちのセリフの巧みさ

日頃セリフの殆どない役者もいるのに
録音と生のセリフを混ぜていたとしても
セリフの調子がぴたりと合っていましたおっけー

染五郎さん、相当ダメ出しをしてここまで仕上げたのではないかな
役者たちのやる気が聞こえてきましたもの


飼い主は腰を痛め、杖代わりのお買い物キャリーを引き摺っての観覧でした
寒さと、階段と、劣悪のトイレ事情を乗り越え全公演制覇力こぶ
どこかのサイトにバリアフリーと書いてあり
そんなわけあるか!と頭に来てましたが

木曜日は歌舞伎座へ

静御前美しいoiran  (菊之助です)


仁木弾正力強い歌舞伎隈取 (海老蔵です)


 

楽しいことが沢山あって幸せ音譜

僕はふて寝ぐぅぐぅ


 

ねぇ、michi、来月もなの?

(ごめんね、今度は渋谷。でもね、寒くないので腰にはいいから心配しないで)

そんな事、聞いてるんじゃないわい!?