4月23日
葉桜もまぶしいほど美しいらしい
僕は興味ないけど
飼い主の michi、血尿が止まらず、加えてトイレが下手になった僕の事で
もうヘトヘトだって
ホント？
毎朝、どっかに出かけてるじゃん
（あなたの餌代を稼ぎに行くの
）
あれ？ 羽つき餃子は？ イルカショーは？ （それは"たまに"でしょ）
休日は朝寝坊と二度寝
お昼寝にうたた寝
michi、僕より寝てるんではないかい？
寝室のドアからあきれて見てる
猫は爆睡しないと言うけど、出血が続いているからかな
ただ今 爆睡中
木曜日、飼い主はいつものようにお仕事をさぼり、茅ヶ崎の奥様と歌舞伎へ
今回は赤坂大歌舞伎 TBS赤坂ACTシアターです
入り口で渡されたチラシに
いよいよですね
このステージには見飽きた顔がないのがいいな
アイスショーでは お目当てが出てくるまで我慢の時間があるけど
今回は歌舞伎でなく、蓬莱竜太の創作劇を歌舞伎役者が演じるシチュエーション
主役は中村勘九郎と七之助
そして、「氷艶」に出演する中村亀鶴も
LOTFのチラシがあって、「氷艶」で共演する役者がいて
つまるところ、高橋大輔の網にかかって嬉しくもがくネコの飼い主
赤坂恒例の舞台を興味深く鑑賞した後は、中華料理と楽しいおしゃべり
しかし、頭の中がすっきりしない
勧善懲悪、大言壮語、単純明快な歌舞伎と違い
蓬莱劇場は後味が悪いまま
色々な伏線に気付かず見落としているようでモヤモヤ
とうとう土曜日、独りで再び赤坂へ
当日券残り3枚のギリギリなタイミング
『夢幻恋双紙（ゆめまぼろしかこいぞうし）赤目の転生』
ここから屈折した感想文（ネタバレになるかもですよ）
愛する女性を幸せにしたくて何度も生まれ変わる男の物語
お、ラブストーリーかと思いきや
２回鑑賞して判明する伏線の数々
実は畜生道に堕ちた兄妹が無間地獄をさまようお話
所々に歌舞伎の様式が入れられているので、そこで息を抜けますが
救いも出口もない、終わりのないだまし絵の世界が続きます
悪役はいても悪人がいない だから終われないのです
不思議なのは、これを作りたかった歌舞伎役者の存在
型のある歌舞伎に束縛されていると、ぶち壊したくなるんでしょうね
中村屋のDNA、破壊行為が好きそうだし
仲の良い、そして力量も人気のある兄弟で、近親相姦を演じる
何と恵まれたことかと、妙に喜んでしまう
父勘三郎がいたらどうするのかな
オレが主役やるとばかりに、父娘の話しにしてしまうんだろうか
さらに深い闇の世界 ひょえー
自由度が高い舞台を観ていると
中村七之助の魅力が鮮やかさを増しますね
魔界を見せる坂東玉三郎 そのスピリットに近いのは菊之助ではなく七之助なのかな
勘九郎びいきの飼い主も、今回は七之助にまいりました
勘九郎、悪役の時に楽しそう 力技で弟に勝てる場面だからでしょうか
歌舞伎座では長いセリフのある役を貰えない役者達
木挽町を離れると生き返ったようにイキイキと
赤坂の舞台、市川猿弥がいい味を出していました
アドリブを出す余裕も見せて
中村屋で兄弟同様に育った中村鶴松
勘九郎・七之助とガチンコにぶつかる舞台は勉強になったことでしょう
そして、重要な役を演じた中村亀鶴ですが
話しの筋からいって、勘九郎と似た体型の役者の方が良かったのではないかな
「氷艶」では義経を召喚し弁慶として使える大事なお役
大輔君を頼みますねと、心の中でお願いしておきました
来月は染五郎が、氷の万華鏡とドラムの響きの中で宙を舞います
もう、役者の皆さん、好き勝手し放題
国別対抗戦
美しい記憶を大事にしておきたくて、殆ど見ませんでした
ダンスのケイトリンとポジェの滑りだけ
煽り役の方がうるさくてうるさくて スポーツの緊張感まるでなし
さ、５月ですね
大輔君の滑りが見られますね
内緒の話：
真央さん、巫女の役で参加して下さい
配役ではこの巫女さん、亀鶴さんの奥さんなのです
巫女が人妻でいいのかという疑問はおいておいて
この願いもこそっと亀鶴さんの背中に呟いておきました
（追記）
お、佳菜子さんが決まったのですねこれはこれで嬉しい
なおさら、仲良しプロスケーター集合で、真央さんも小塚君も！
