１２月１０日
僕は随分元気になって、元気よく飛び跳ねているんだけど
飼い主の michi の心にはまだトゲが刺さっている
検査では依然として、膀胱に炎症があるのか出血の兆候
心なしか、ひとまわり小さくなった
でもね、足を引き摺り、アメショーによくある心筋症か
と、体が震えるほど心配した日々は去った
クリスマスのオーナメント作成にお友達が集合
ついでにちょっと浮気を
久しぶりに細身の女性
（
悪かったわね、小太りで
私だって昔は.........）
クリスマスの楽しみはもちろんだけど
小学生からの歌舞伎大好きオタクの飼い主、カブくのに夢中
歌舞伎オンアイス「氷艶」開催の知らせで、お、私の出番だと錯覚甚だしいし
いつの時代もうんちくを傾けるのは楽しいの ←michi、昭和のフレーズだね
正直、染五郎の名前を見て、ショーには物足りないなと感じました
というのは、彼の「直次郎」の演技が好きで、そのイメージを大事にしているから
追われる身なのに、雪の中、自分に惚れた療養中の遊女に会いに行く
道の途中、蕎麦屋に立ち寄りますが、ここでの演技が良かった
内気で、屈折した侍崩れ 蕎麦屋の老夫婦に丁寧に言葉をかける様とか
こういう、内にこもるタイプの役は、染五郎の真骨頂
安倍晴明も良かったな
人が見えないものを見てしまう、哀しい性が感じられてね
という訳で、代々木のリンクでパワーを振りまく姿が想像できない
しかも悪の大代表、二木弾正の役
染五郎、大きな悪役に挑戦ですか
しかし、歌舞伎界から援軍が必要
これは、中村勘九郎に参加して欲しいと、切に願います
大輔義経を助ける弁慶役で、ぜひ
ぜひぜひ
氷上だけでなくステージがあった方が、魅力が増加するでしょう
歌舞伎界から女形も呼んで欲しい
七之助、来い
足の運びや、裾裁きの美しさは氷上で再現は不可能ですもの
8日の木曜日、michi は歌舞伎座へ
もちろん、茅ヶ崎の奥様と一緒
そして大輔ファンのお友達も２人
なんと、この日、染五郎の「松本幸四郎」襲名が発表に
待ってました
歌舞伎界では襲名が最大イベントになります
第一が、市川団十郎襲名
そして、第二が、尾上菊五郎と並んで、松本幸四郎の襲名
女形では中村歌右衛門
家の格でも、団十郎の成田屋、菊五郎の音羽屋、幸四郎の高麗屋がトップ３と言えるかも
このレベルになると、襲名準備に２年、襲名興行が半年から１年
興行主である松竹にとっても覚悟の大イベントですが
役者自身も数億円
の準備が必要と言われています
ですから、襲名前にケチの付くイベントなぞやれないのですよ、高麗屋も松竹も
しっかり、稼げると踏んでないと、フィギュアとのコラボなぞ企画できない
髙橋大輔なら、大丈夫
と、そう判断したのでしょうね
そうですよね、Love on the Floorを成功させましたものね
身銭を切る固定ファンが大勢いますものね
ははは、飼い主もその１人
全公演、行きますから
そうか、高麗屋の襲名か
染五郎が心に描く、スペクタクルな世界
ラスベガスでのイベント、成功させましたものね
同じくチームラボが代々木のリンクを彩ります
歌舞伎オンアイス、ラスベガスに持って行きたいのでしょうか
松竹の企画にもう組み込まれていたりして
そして、歌舞伎座
中村勘九郎、七之助、そして坂東玉三郎 凄かった
昼の部の「寺子屋」
子供を殺す話は、作品として秀逸でも、見ていて辛い
自分の子供を犠牲にする松王丸
テレビで勘三郎の松王を見たことがあります
同じ舞台に、若き勘九郎も出演
今回の勘九郎、お父さんの演技を何度も見て学んだのでしょう
所々の表情がまったく同じ
ただ、ややもすると演技過剰になる勘三郎と異なり
勘九郎の松王は、品格で勝る印象を受けました
女房役が弟の七之助
我が子を死なせた夫婦の役作りに、大事な七緒八君、哲也君を思い浮かべたのではないかな
中村屋ファンの思い込みかもしれませんが
心に響く嘆きでした
そして、夜の部は舞踊の出し物がふたつ
一般に舞踊モノは芝居モノより退屈なはずなのに、とんでもなかった
まず、玉三郎と勘九郎、２人だけの舞
巧者の勘九郎が、かなり緊張しているのが分かり、これはこれで微笑ましく
もし、勘三郎ならアドリブをいれて、玉三郎を慌てさせたりするのでしょうが
勘九郎君、玉三郎の前ではまだまだ修業の身です
圧巻だったのは、五人娘道成寺
玉三郎、勘九郎、七之助、中村梅枝、中村児太郎
舞台の主役が舞台監督を務めますので、もちろん玉三郎のリーダーシップ
見事にまとめ上げていますね
こちらは数年前の二人娘道成寺 玉三郎と菊之助
今回はこれが五人分
それぞれの個性と美しさが混在し、夢の舞台となりました
勘九郎、美形の中に入ってもそん色なし
これぞ、技術
七之助をしのぐ女形の舞
児太郎、懸命の舞台 このような挑戦の場を与えられ良かった良かった
成駒屋保護者気分の michi は、児太郎が冷遇されているようで気が気でなかったので
頑張ってついて行くのよ、目線を上げてね
実は４日の日曜日にも、上京した大輔ファンのお友達に付き合い、この舞台を観ている飼い主
２回見ても、なお、見たい
とうことで、クリスマス・オン・アイスの次の週末は
茅ヶ崎の奥様と３回目の観劇を
感動できるものに出会える幸せ
これからも、どんどん感動に出会うことでしょう
大輔君と熊川バレエ
大輔君と育三郎ミュージカル
彼と一緒にやりたいと発言しているアーティストの多いこと
マイクと共に、人生楽しむぞっ
老後資金は溜まらないぞっ