9月25日
やっと晴れたね 飼い主の michi、お彼岸の墓参りに出かけた
手首を痛めている彼女、雨の墓参は無理だったみたい
日曜日にお留守番をさせられてむくれるネコ
玄関ではほとんど落ちそう
寝呆けて待つ
帰宅した飼い主は、僕のエサなんか目もくれずにビデオの録画をチェック
「マイク、さっきまで玄関で寝てたでしょ！ ご飯、少しくらい持てるはず」
ひ、ひどい
お腹が空いて、行き倒れ状態だったのに
彼女の足にすりすりを繰り返し、ようやくご飯を貰った
美しい、ネコの姿が戻ってきた
（←うぬぼれないでよ
いつものオヤジ猫でしょ）
飼い主がビデオをチェックしていたのは「ハートトレジャー」
髙橋大輔の人間的な魅力から、この手の番組が成功するのは、まぁ想定内
素晴らしかったのは司会の寺島しのぶさん
甘々のファンではなく、演じる者の1人として大輔君を評価する姿にちょっと痺れました
歌舞伎ファンにとっては寺島しのぶは危険な存在です
子供の時から、そのパワフルで個性的なキャラで際立っていた彼女
しのぶが男なら６代目に匹敵する役者になったかもしれないのに
この手の無責任な言葉を耳にしたことがありました
６代目は曾祖父に当たる６代目尾上菊五郎。現在の歌舞伎隆盛を生み出したレジェンド、大役者です
音羽屋勢ぞろい、祖父尾上梅幸、父尾上菊五郎（７代目）、母富司純子、弟菊之助
姉しのぶ、弟菊之助
寺島しのぶの演技力について述べる必要もないですね
内面からあふれ出るパワーと美しさ
周囲をなぎ倒す力と存在感
奔放な姉に翻弄され、菊之助は優等生で型を破れないと言われますが
私はそう思っていません
伝統芸能である限り、まず型を受け継ぐ
今、その覚悟の年代にいると感じています
２３歳の時に、蜷川悲劇で姉弟の役を演じ、しのぶと濃厚なラブシーンを演じた彼ですからね
音羽屋のDNAが型にはまり続けるはずはないと信じています
今年演じた「女殺し油地獄」の舞台、七之助を殺して引き上げる花道、ギラギラしてなかなかのものでしたよ
もし、寺島しのぶが男だったら、歌舞伎の屋台骨をきしませるぐらいの事はしたかもしれませんね
フランス人との息子に尾上梅幸を継がせるとか、面白い未来も見えてきますが
で、本題ともいうべき高橋大輔の事
これほど寺島しのぶの大輔愛が明らかになってくると
そして、彼女のパワフルさを考えて
歌舞伎オンアイスは市川染五郎でなく、中村勘九郎でお願いしたい
染五郎としのぶさんの間の暗い河、歌舞伎界だけで止めておいて欲しい
下世話な話におろおろする歌舞伎ファンからの願いです
アイスリンクにしのぶさんの姿を見たいし
（染五郎がしのぶさんを振ったということになっているのですが
逃げたのではないかと、個人的には思っております。←内緒です
）