9月19日
3連休が終わっちゃう
飼い主の michi どこにも出かけず、池袋のデパ地下さえにも行かず、僕にベターッとくっついていた
僕がくっ付いていたのかな? 物理的には同じ事
なぜか、おヒゲくるりん
ぼけがきたのか、"甘えた"になったのか、お皿に残っているのに、ねぇねぇご飯頂戴
と飼い主の足をツンツンする
爪があるから、痛いの![]()
そのたびに重量級猫をお皿の所まで引き摺り、とうとう手首が腱鞘炎![]()
足にひっかき傷、痛む手首の michiは、お皿をバリケードのように置くことに
錦織君、USオープン、あともう少し体力が残っていたらね![]()
勝負に”たられば”はないけれど、でも、”たられば”で語れるレベルにいるのは凄いこと
大輔君がお休みにはいった
ライバルの休憩は僕にとっても嬉しいぜ
それで、michi は歌舞伎の話しがしたいらしい
あーぁ、また男の話か
8月納涼歌舞伎、先週も9月大歌舞伎と、月行事になっている歌舞伎鑑賞
見れば見るほど、演じる者の魅力があるから見に行くという事が分かる
俗っぽく言い直すと、お金を払って見に行く役者は玉三郎、海老蔵、勘九郎、七之助、菊之助の5人だけ
出演していると嬉しいのが仁左衛門、吉右衛門
それ以外は適材適所であればいい。もちろん、猿之助の存在感、梅玉の懐かしさ、東蔵の巧みさ、菊五郎の魚屋宗兵衛、色々感じる所はある
感動は感じて動くこと。空気を動かすことだと思えるのです
ライブで見ている時に、空気を引き裂いて、揺らして、空気に色を付けてしまうもの
時には重く、時には甘く、周囲の気を変えてしまうもの
ここまで行かないと感動にならない
高い技術とともに演ずる者の心のあり様が空気を動かす![]()
あれっ?高橋大輔の話になってしまったかな、それとも熊川哲也?
共通するのは、お金を払って見に行くのは限られたパフォーマーだけ
どんなにスケートが好きでも大輔のいないショーには行かない
どんなにバレエが好きでも熊川演出だけの舞台には行かない
私だけではないでしょう。 かなりの人達に共通の思いなのでは
興行という事を考えたとき、この差は大きいですね
この木曜日に歌舞伎座で鑑賞したのは「吉野川」、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)という長くて荒唐無稽のお芝居の一部
舞台設定は美しいけれど、母が娘を、父が息子を殺すという歌舞伎特有の設定には正直うんざり
そんな、突拍子もない筋立てでも、玉三郎と吉右衛門は親の哀しみを深く厚く演じ切ります
玉三郎の「吉野川」を見ることができて良かった![]()
後は、忠臣蔵九段目がもう一度、見たい
九段目は腹の座った女形二人がいないと実現できないお芝居
歌右衛門と芝翫、歌右衛門と梅幸、玉三郎と勘三郎の組み合わせを見ている幸せはおいといて、
玉三郎の相手になる女形が今、いるだろうか
菊五郎が覚悟を決めて女形を演じるか、思い切って東蔵を充てるか
そう考えると、団十郎、勘三郎、三津五郎の柱は依然抜けたまま
染五郎の舞台は今回ももの足りない
一度も3階席に目線が来ない
ということは気が飛んでこない
あなたの「直次郎」は大好きだけど、何を恐れているのだろう
早く父親を隠居させ、大名跡を継ぎなさいと背中をどやしたくなる![]()
成駒屋は歌右衛門の名跡をどうするの![]()
橋之助が芝翫になっても成駒屋の大黒柱にはなれないのに
このまま児太郎をくすぶらせて置くのだろうか
こうやってヤキモキするのもファンの楽しみ
ファンといえばね、あっちはもう、もってけ泥棒ってなもんだ![]()
クリスマス
口座の残高 見ないまま
ネギをしょいます
カモにもなります![]()
立ち見の体力はないしなぁ![]()


