あの輝きが戻りますように | マイクと michi のブログ

マイクと michi のブログ

マイクはアメリカン・ショート・シルバー・タビーのメタボ猫。michi はマイクの「飼い主」兼「婆や」。大事なマイクを忘れて、イチローや高橋大輔に夢中になることがよくある。マイクの名前はマイケル・ジョーダンから。ネコとネコ的な男性アスリートに胸アツ。

6月5日

週末は大事だね。僕も久しぶりに飼い主の michi と楽しく過ごせると思っていたんだネコ

土曜日の午前中、彼女はテレビを見始めた
あれっ? フィギュアスケートの試合だ!!

2007年世界選手権東京大会フィギュア・スケート   なつかしいね音譜

2005年の冬に突然、高橋大輔君にはまってしまったけど、飼い主は実は昔からのフィギュアファン

札幌のあの選手も.......あわわ、年がばれる


僕にとっても2007年のワールドは懐かしい




お、ポエタのおじさんだスイス   (おじさんって、まだ若いのよ)




次は、4回転のおじさんフランス    (若いんだってば)




ライバルの演技は見ない日本代表    (えーっ  ライバルって、おまえ何を考えてるの?)


個性あふれる、魅力あふれるスケーター達の競演合格
2010年のバンクーバーオリンピック以降、気が付けばジャンプだけの競技に姿を変えていた

ジャンプだけを愛でたいなら、ラージヒルに行けよ

ルール改正もそうですが、ジャッジの質の低下が根底にあるのでしょうね
この"低下"には色々な意味があるのかも

国際スケート連盟会長選挙に立候補したブキャナン氏の紹介インタビューを前回載せましたが
彼は組織の倫理についても述べていて、FIFAが目指す方向を我々も進めればと

腐った体制を自浄し始めた国際サッカー連盟をお手本にしたいとは
現在のISUに何が起きているというのでしょう叫び彼も幹部の1人、何か知っているのかしら


2007年のワールドに話を戻すと

当時はただただ夢中になってテレビで見ていた試合目  チケットは手に入らず

その後のスケート観戦から知識が培われ、何だか上から目線で見てしまいます

アメリカでトップの座を争っていたジョニー・ウィアとエヴァン・ライサチェク

当時は演技の印象からジョニーを応援していて、ライサはつまらないなぁと感じていました

この試合、ジョニーの選曲ミスは否めませんね。ショートは彼に合わない

で、今さらながら気付いたのはジョニーのスケーティング技術はライサのそれよりかなり劣っていたんだという事実

ジョニーは上半身の動きがうまい
ジャンプ後の姿勢も美しく見せて、観客を楽しませる術にたけている
人気がでるはずです恋の矢

でも、ターンの時のエッジワークなど足元だけ注目してみると、最終グループでは一番下手だったかも  当時は分かりませんでした

そのジョニーになかなか勝てなかったライサは、がんばって4回転に挑む時期もありましたが、いつからか職人的な技術に特化していくようになり、それが五輪金メダルにつながったのかなと

引退後、ジョニーの存在感や華やかさに、ライサが勝つのは難しいでしょうが、それも個性

得手不得手を持ちながら、スケーターが自分の武器を磨き闘えた時代
だから、多くのスケーターの演技に感動できたのでしょうクラッカー

ジャンプに不安があってもスケートの美しさで魅了できたバトル
踊るのは苦手だから、ジャンプの力強さで勝負したジュベール

そして、今、競い合ってきた彼らが、アイスショーや振付けに個性とパッションを注ぎ込む合格


ジャンプで順位が決まり、ただ勝者を声高に讃える今の競技から、何が生まれるのでしょう

大きな改革が待たれます


僕の夕食ナイフとフォーク



ビール腹のような、ネコの腹にひひ   食べ終わってないのに、寝落ちしている

でも、僕は気付いてしまった
今夜はササミがのっていなかったパンチ!

ダイニングテーブルの下に陣取り、michi に熱くおねだりする
腹ぼてネコとは思えない、必死感



根負けした飼い主、パラパラと振りかけてくれたよ
やっぱり、週末はいいね~ラブラブ