6月2日
飼い主の michi、仕事に疲れて僕のお世話をする元気はない
それなのに、今月行われる国際スケート連盟会長選挙にフィギュアの未来を夢見て
会長候補の一人を紹介したいらしい
床で寝転がりながら、彼女の夢を応援する健気なネコ それが、僕
英国人のクリストファー・ブキャナンは現在国際スケート連盟シンクロナイズド・スケート技術委員会の委員長
会長に立候補しています
彼のインタビューが A Divine Skateというサイトに載りました
こちらです
フィギュアの採点に関わる部分だけを訳してみました。
ジャッジングシステムを徹底的に見直すのが彼のマニフェスト
ジャッジの匿名性の廃止に賛成ですか?
もちろん!疑問の余地はありません。私は常に根拠を持って点数をつけてきました。隠す必要などまったくありません。閉ざされ、誰がどの点をつけたか分からないような状況での採点に賛成することはできません。
維持すべき高いスタンダードについて:
スケーター達は全力でこのスポーツに取り組んでいます。時間を、努力を、お金を、そして未来をかけています。彼らに相応しい人々に評価されるべきです。
ジャッジとジャッジング・システムについて:
一部屋に50人のジャッジがいたとして、現在のジャッジング・システムがどのように働いているか質問したとします。彼らは点数が何を基準としているか、GOEのインパクトとか、計算で使われる因数とか分からないでしょう。点数の結果がどのように導き出されるのか知らないでしょう。GOEとかコンポーネンツは理論的には素晴らしいのですが、ジャッジには負担が重すぎるのです。
4回転のような高難度なものが増えていることについて:
どのスポーツもリスクを伴います。しかし、スケーターを避けられないリスクの受け手に追い込むことは絶対にしたくありません。例えば、点数の高く出るスピンのポジションのいくつかは実際に身体に害を及ぼします。アスリートが長期的に健全であることに対し責任をもつ組織であるべきです。
以上です。
彼が選挙に勝たなかったとしても、このように現在の採点システムに批判的な声が高いことが分かります。
フィギュアブームの日本で、そのような声がほとんど上がらない
残念で悲しい現実です
