飼い主の michi、連休はゆっくり過ごしたよ。僕もリラックス

彼女がいるのでご飯も美味しく食べられた
食った食った

マイクのこんな顔が、飼い主への最高のプレゼント

michi、タイトルの野村萬斎ってだーれ
(狂言師よ)ひょえ~
、毎月歌舞伎に出かけているのに、今度は狂言?いえいえ、動画で見ただけ
三番叟(さんばそう)をやって見せたと知って
先週金曜日、中村勘九郎の「操り三番叟(あやつりさんばそう)」に感動した彼女
歌舞伎と狂言は趣が異なりますが、根は同じ。どうしても見たくなってしまった
連休は赤坂シアター中村勘九郎・七之助でスタート
昨日の歌舞伎座「先代萩」でシルバーウィークが終りました
舞台で生きる野村萬斎の言葉が心に沁みます
「その場とその時間、空気をまとう」
場を動かせる役者を思いつくまま
海老蔵は観客に熱風を吹きかける

勘九郎は大きなうねりを引き起こす
猿之助は閃光を走らす
菊之助と七之助は馥郁たる花の香りを届ける
そして、ベテランたち
吉右衛門、仁左衛門、玉三郎は海の深さを教える
michi が一番夢中になる高橋大輔君のスケートは

空気を変えるとよく評されるますが
濃い空気の層が上から覆いかぶさってきて、ファンは呼吸ができなくなる
記憶がとんでいるのはそのせいでしょうね
萬斎さん、もう一つの言葉 「押すだけでなく引く演技を」
昨日見た玉三郎の「先代萩」
幼君を守るため我が子が目の前で殺されてもじっと耐える乳母「政岡」
玉三郎、控え目に演じ切ります
際立っていたのが、かなり長い時間、茶の湯で使う風炉でご飯を炊くシーンを
殆どせりふもなく、表情もなくたんたんとこなしたこと
茶事と言っても風流とはかけ離れ、毒殺から幼い主君を守るため
それでも、柄杓で水を汲む、袱紗をさばく、炭を置くと美しい所作を続けていきます
その時、何を"観る"かは観客に委ねられ
キレイだなと見とれる人もあり
かえって緊張感を高める人もあり
気が緩みウトウトする人もあったでしょう
飼い主は呼吸を整えていたらしい
もちろん、これは玉三郎だからできること。腹に強い自信があるから全うした時間
その後のシーンでは、歌舞伎で初めて泣いてしまった飼い主でした

あの茶事の時間があったからかもしれません
玉三郎の凄さが見えてきて
歌右衛門を超えたかもと、成駒屋ファンの彼女がふと感じるほどに
その玉三郎に負けずに凛とした演技を見せた尾上菊之助
見事でした

そして、最後に主役登場

あら、マイクなの
いい男に目がない michi

すぐ、手を出すんだから うぇーん、お顔クシャクシャされた

お顔、まるまるでパンパンだよ
ほっといてくれ





