2月26日 今日は平和を祈ろう | 一般社団法人SWJ

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今日は226

昭和11年2月26日、陸軍の皇道派将校が1483名の兵率いて首相・陸相官邸、
内大臣私邸、警視庁、朝日新聞などを襲撃、陸軍省・参謀本部・警視庁などを
占拠し、斎藤実内大臣、高橋是清蔵相、渡辺錠太郎陸軍教育総監を殺害した。
首相官邸でも岡田啓介首相は難を逃れたが、義弟の松尾伝蔵陸軍大佐が身代
わりになって殺された。

政府が動揺する中、昭和天皇が「彼らは賊軍」と断定、
「反乱軍をただちに鎮圧せよ。お前達にできないなら自分が近衛部隊を率いて
鎮定に当たる」と激怒の言葉を発し翌27日東京に戒厳令が施行
28日に戒厳司令部の香椎長官は

「兵に告ぐ」
今からでも遅くないから軍へ戻れ。
抵抗する者は全部逆賊として射殺。
父母兄弟は国賊となると泣いている。

というビラを撒き兵や下士官の大勢は帰順、一部幹部は自決、
残りは全員逮捕され軍法会議で香田清貞ほか17名死刑
で事件は終わった。

その後、政治は 軍に逆らえば、殺される
という流れになり。日本政治は軍が支配、戦争に突入、
2度も原爆を落とされ敗戦国となった。

こんなことは、決して繰り返してはならない。

しかし、思想が暴走し悲劇的な事件を起こしたが、その前に
利権の奪い合いで、国民を苦しめていたアホな政治家達に
鉄槌を叩き込もうとした。貧しい農村上がりの若い将校達の
やむにやまれず動いた心があったことは事実だ。

暴力は何も生まない。
しかし、我々現代人は歴史を知らなければならない。
知った上で過ちを繰り返さないと決意しなければ
死刑になった将校も、殺された政治家も無駄死にだ。

歴史を学ぶことは、過去の先人達の経験を活かす意味で重要だ。
無知は永遠の恥。

もっと学ぼう。
そして世のために、少しでも役に立つように生きよう。

少しはマシな男にならなきゃ、
信念を持って死んだ人々に申し訳ない。

愛と勇気だけが友達のアンパンマン諸君!

今日は平和に感謝して祈ろうぜ!
そして日本を盛り上げて行こうぜ!

懐かしい映画がYouTubeであったからDVD借りてみるのもいいかも。