DDはどのようにしてカイロプラクティックを知ったのでしょうか。
「アジャスター」と「カイロプラクター」を注意深く読むと、カイロプラクティックは霊界から授けられたものであることがわかります。
DDはなぜ、カイロプラクティックの発見をこのような控えめな形で記したのでしょうか。
霊性や内なるものを軽んじる科学界を怒らせないように気を遣っていたのでしょうか。
今となっては推測することしかできません。
私たちは、事実に基づいたカイロプラクティック哲学を構築したいと考えています。
カイロプラクティック哲学は、自明の理、すなわち否定の余地のない真理から始めなければなりません。
もちろん、DDパーマーはカイロプラクティックの基本原理は「トーン」にあると言い、
BJパーマーは「イネイト・インテリジェンス」を基本原理としてあげました。
イネイトこそがカイロプラクティックの基本原理なのか、
それともトーンやイネイトよりももっと根源的なものがあるのでしょうか。
私たちは、そのような自明の理を確立したいと考えています。
ご存知のように、自明の理には証明が必要ありません。
それは明らかゆえに明らかなのです。
このような真理は、カイロプラクティックだけでなく、
考え方の基礎を求めるすべての人にとっての真理になるはずです。
現在の考え方と未来の考え方は同じとは限りません。
今日の考え方は明日の考えに到達するための足がかりであり、
その思考はいつの日か究極の真理となるのです。
カイロプラクティックは病人を助けるためだけのものではなく、
人類が恐竜のように絶滅するのをくい止めるためのものだと私は確信しています。
パスクワーリ・セラソリ