100円の貸し借りと一口の代償

夫がふと、後輩に先日100円貸したけど返ってこない。返ってこなくてもいいけど、モヤっとするよね。と呟く。

現金払いオンリーのお店でランチして、お金が足りずに彼に借りたようだ。

少額だから返してとも言いづらいし、返してなんて言ったら「ケチだな」と思われそうだし100円って微妙な金額ですよね。。

金額の大きさではなくて「借りたものは返す」という幼稚園の時に先生に習う、人として当たり前のようなことが出来ない、そのことに違和感を感じる、のだ。

高校の時、私は購買で売っていたポテトが好きでお昼休みに出来立てのポテトをかって食べていたのだけど

「一口ちょーだーい」

と必ずいうちょっと太めな女の子がいた。

1回、２回ならわかるけど毎日続くとイラッとした。

でも小さいことだし、言いづらかった。

お菓子を食べていれば、

「一口ちょーだーい」

か、ひどい時は無断でパクパク食べていて呆れたものだ私はお菓子をもらったら、必ずありがとうと、お返しにお菓子を返したし、手元になければ後日、お礼に返した。

組織やコミニティーにはいっている限り、集団との調和を考えて最低限の配慮は必要なのではないのか。

ちっぽけなことで心証が悪くなるのは自分自身にとっても大きなマイナスなのではないかな、と私はそう思う。