ノンストップで流れ続けている「人生劇場」に、自分の意思でCMを差し込むのが「瞑想」です。
転載元：もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
http://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/a865e2ef586b4c72fe00832a38f4beea
（ここから）
「一旦CMです」
面白いドラマとか映画とか見てる時、ついつい没頭しすぎて完全に物語の中に入り込んで登場人物に感情移入しちゃう事ってありませんか？
普段の「自分」というキャラクターの事をすっかり忘れて、モニターに流れる映像と音声に引き込まれ、手に汗握ってみたり、鼓動を早めてみたり。
登場人物と同じ気持ちになって怒ってみたり、笑ってみたり、悲しんでみたり。
そして、物語も佳境に入り、いよいよっ！…ってタイミングで突如入ってくるCM。
あのタイミングで、ふっと我に返って「あ、俺、テレビ見てたんだ…」ってこと、アナタも経験がありますよね？
あの「我に返る」ってのが、まさに「今に帰る」ってことだと思うんです。
ドラマや映画の世界で流れていた「時間」や「状況」から離れて、「いまここ」に気付く瞬間です。
ついさっきまで感じていた怒りや悲しみ、焦りに緊張、それらは全て物語に没頭するあまり「自分」を見失っていたからこそ、それらの感情と同化してしまっていたことに気付く。と同時に本来の自分を思い出す。
この気付きが「テレビを見ているお茶の間」ではなく、「人生」において現れるのが、『目覚め』です。
人生というドラマに没頭しすぎ、すっかりその物語の主人公（自我）になりきっている自分が、ふっと「我に返る」と、「真我に帰る」ことができます。
テレビの中で展開される世界ではなく、テレビを見ている自分の存在を思い出す。
そうすると、ドラマの中の世界ではなく、居間のソファ（いまここ）に存在する、本当の自分を思い出すことが出来ます。
アナタの目の前で展開されている状況は、ノンストップ、ノーカットで流れ続けている「人生劇場」という一つの番組、コンテンツです。
その番組に没頭し、本当の自分を忘れてしまったまま、その物語の中の登場人物になりきってしまっているのが、今のアナタです。
アナタの目の前で流れている物語は、喜劇でしょうか、悲劇でしょうか、冒険活劇でしょうか、世にも奇妙な物語でしょうか。
喜劇や良いシーンを楽しんでいる間は、CMが邪魔ですよね。
でも、それが見るに堪えないほどの悲劇なのだとしたら…その時CMが入ったら、きっとホッとすることと思います。
ノンストップで流れ続けている「人生劇場」に、自分の意思でCMを差し込むのが「瞑想」です。
,一-、
/￣ l | ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣
■■-っ ＜ 一旦 CMでーす
´∀｀/ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿_／|Ｙ/＼.
Ё|＿_ | / |
| У.. |
そうやって、生活の所々にタモさんの一声を入れてあげる。
そうすると、「いまここ」の意味と同時に、「本当の自分」を知ることができますよ。
アナタの人生にもCMを。
広告業界で働く、一人のクリエイターからの提案です。
（ここまで）
ありがとうございます。
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