社会構造によって生まれた苦しみは、社会(競争、比較しない)から離れることによって消失します。 | 地球の愛と光・本来の姿へ

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社会構造によって生まれた苦しみは、社会(競争、比較しない)から離れることによって消失します。

転載元:もっと あの世に聞いた、この世の仕組み
https://blog.goo.ne.jp/namagusabose/e/02a62a0ba5b93463a8e120bdea03f414

(ここから)

“気づき”とは何か(その10)




この、水槽の中のピンポン球。

このピンポン球は、僕たちの自我(分離意識)の象徴です。

水槽の外にある空気と、ピンポン球の中にある空気は同じもの。なんの違いもありません。

それが、黄色い本の第10章「自我と真我」(ブログで言えばコチラ)でお話したことです。

人生の中で、僕たちが苦しむことになる、その本当の原因は、「仏性、悟りの意識(気体)」が、僕たち(ピンポン球)の中に内在されているからなんです。

僕たちは、絶えずその「浮力」という力によって、元々あるべき悟りの世界(水上)へと戻されるように出来ています。

なのに、上昇しようとするその流れを「下降」と勘違いしてしまうことで、「水圧」という苦しみ、息苦しさ(生き苦しさ)の中に留まろうとしてしまう。

それに気づき、ロープ(執着)から手を放すか、もしくは、その浮力に耐えきれず強制的に引き離されてしまえば、そこに待つのは「ヒャッハー!」です。




さて、今度はお話の軸を、ピンポン球から、「水槽の水」の方にうつしてみたいと思います。

僕たちを取り巻き、「水圧」という苦しみを与えるこの水は、何を隠そう「社会(競争)」そのものです。

以前お話したとおり、僕たちはその社会生活において、経済活動に限らず、必ず某かの競争の中に身を置いています。

つまり、「ヒャッハー!(気づき)」は、「社会(水中)からはじき出されてしまう」ということです。

社会構造によって生まれた苦しみは、社会(競争)から離れることによって消失します。

だからこそ、精神世界では「比較しない」「ジャッジしない」といった言葉などで、競争からの離脱をすすめるわけです。

が、しかし。

「社会の一員」としてのアイデンティティを確固たるものとした僕たちにとって、「社会からはじき出される」というこの状況は、恐怖以外の何ものでもありません。

社会(競争)の中で育った僕たちは、社会(競争)と離れて生活するということが、想像できないんです。

「社会からはじき出されたら、その後どうやって生きていけばいいんだよ!できるわけないじゃないか!」って。

そりゃそうですよ。

幼い頃から、様々な競争に勝てるように、負けないようにと教育されてきたんですから。それを良しとして生きてきたんですから。

どれほど精神世界を学び、高みを目指しても、やっぱり「脱社会人」にはなりたくない。

いくら悟ったからって、人里離れた洞窟のなかで暮らしたいわけじゃないですもんね。

そしてまた、競争にどっぷり浸かってしまった僕たちは、「わたしの方が、あなたより競争から離れてますから!」なんて感じで競争しちゃってたりする。

だから、どっちかといえば、「悟りも目覚めもいらない。とにかく目の前にある状況が改善されて、物質的にも精神的にも満たされた現実が引き寄せられれば、それでいいんだ」っていうのが、大方の本音なんじゃないかと思うんです。


だからね、情報として、こういったことを知ったとしても、それで本当にロープから手を離せるかというとそうじゃないんです。

むしろ一度がむしゃらにロープを登って、限界までやって苦しんで、それで、「もうだめだ、これ以上はどうにもならない!」ってならないと、本気でサレンダーできない。

禅の世界ではよく修行に出る際に「死にきってこい」なんて言われるらしいですけど、ホントに死にものぐるいになれる人って、そうそういないと思うんですよ。


でもね、少しなら、情報で楽になれることも確かで、水圧を軽くするワークも実際にあるんです。

人によっては、そこで「なるほど、そういうことか!」ってコツを掴んで、ススイと水面にあがっちゃうこともあると思います。


(ここまで)

ありがとうございます。
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森林の中の光の撮影です。

 

 

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