苦楽
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遊べる本屋、ヴィレッジヴァンガードの手書きPOPが大好きです。
最近のお気に入りは、何の変哲もない体重計に貼られたハガキサイズのPOP。
ズバリひと言、「絶叫マシーン」。
日々血眼になってダイエットに励んでおられる方々には笑えないキャッチコピーなのかも知れませんが、こういったユーモアセンスが僕のストライクゾーンです。
個人的にはバリバリにスリムな方よりは、若干ぽっちゃりした方の方が好みなので、世にはびこる「スリム＝美」という安直な認識にハテナな所もあるのですが、こういったPOPがユーモアとして成立することを見る限りでは、女性的にはやはり「体重」というのは厄介なものなんですかね。（最近人気の柳原可奈子ちゃんとか見ても、普通にかわいいとか思いません？ 可愛らしさや、美しさっていうのは必ずしもその体積とは関係無いような気がするんだけどなぁ。）
さて、今日はこんな前置きをベースにして先日のお話の続きをしてみたいと思います。
先日まで、「楽しむことが大事だよ」的な発言をしてきたワケですが、一方では「楽しきゃ何でもありなのかよ？」というごもっともな指摘もあるわけで。。。
いつもの如く「いや、そういうことを言いたいんじゃなくて…」と言いたいところなのですが、このお話、正直どうやって説明していいものか大変戸惑うところなのです。
同じ話の繰り返しのようになってしまうのですが、とりあえず一度「善悪」と「苦楽」を分けて考えると少なからずヒントになるかと思います。
普段、なにげに生活している中では、「楽しいこと・状態」が「よいこと」、「苦しいこと・状態」が「悪いこと」みたいな感じで、「善悪」と「苦楽」が混同してしまいがちなのですが、ホントはこの２つ、イコールで結べないことですよね。
これ、先の「ダイエット」で考えてみると分かりやすいかと思います。
仮に「太っていること」が自分にとって好ましくないのだとしたら、いくら「楽しいから」といっても、喰いまくっていたら、当然自分にとって「悪い」結果をもたらします。
逆に、「苦しくても」ダイエットに励んで理想の体型を手に入れることができたとするなら、これは自分にとって「いいこと」です。
もう、これを見るだけでも、「善悪」と「苦楽」の関係が逆転していることが分かりますよね。
ここで一度、「宇宙立この世学院」の「課題」を思い出してみてください。
『Q.善とは何か。』
さらに噛み砕いて、『何をよしとして生きるか。』。
これをベースに先の事例を捉えなおしますと、面白い発見があると思います。
「痩せていることは、いいことだ。」という思いを胸に抱いて生きている人にとっては、「ダイエット」という「苦しみ」は、「楽しみ」の一つなんです。
わかります？
自分がよくなっていくんだから、その「苦しみ」は、自分をよくする「楽しみ」であるはずなんです。
だって、自分にとって、それが好ましいことなんだから。
先日の勉強が好きな子と、嫌いな子の違いと同じです。
勉強が好きな子は、勉強を通じて自分の知識が向上することを「よし」としているから、「楽しい」んです。
嫌いな子の嗜好（何をよしとするか）がそこに向いていないから、「苦しみ」が「苦しみ」のままなんです。
勉強が嫌いな子（僕の経験）の考え方のベースにあるのは、「別に馬鹿だっていいじゃん。」って感じの変な割り切り。
でも、ホントは自分でそれは悪いことだと、うすうす気付いてるんだよね。
それを「自分にとって悪いこと」と認めないでいるから、「苦しみ」を「苦しみ」として抱えたままになっちゃう。
悪いことを、悪いこととして認めれば、自ずから悪いことをしなくなります。
だって、自分にとって「悪い」んだから。
自分にとって「よいこと」だと理解したら、それまでの「苦しみ」が「楽しみ」に変貌します。
だって、自分にとって「よい」んだから。
自分にとって本当に「よいこと」とは何かを「理解」せずに（気付かずに）、「思い込もう」（信じよう）としても上手くいきません。
思い込む努力をしても、「苦しみ」は「苦しみ」のまま、自分の目の前に鎮座しています。
「苦しみを楽しみに変えること」と、「苦しみを楽しみに変えたことにしておくこと」とは、似て非なるものです。
大切なのは、自分の「苦楽」を見つめ直すこと。（そのままの自分を、偽ることなく受容すること。）
m9（￣Д￣） 『ボーイズ・ビー・アンビシャス！！』
…。
（￣д￣;） 「それは“クラーク”です…」
コメント
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ありがとうございます。
引き寄せの法則、宇宙の法則