やせている人も危ない!話題の「ロコモ」対策は「筋トレ」と「肉食ダイエット」!? | りぽりんの毎日コツコツ

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「メタボ」の次に厚生労働省が啓蒙しようとしている

「ロコモ」という言葉をご存じですか?

現在、ロコモの認知度は17%程度(60代以上では30%)ですが、

厚生労働省が進める「健康日本21」ではロコモの認知度を8割まで

高めることを目標 としています。

「メタボ」(メタボリックシンドローム)のように


「新たな国民病」と称されている「ロコモ」は、


ロコモティブシンドロームの略。


メタボは、おなかのまわりの内臓に脂肪が蓄積した


「内臓脂肪型肥満」が大きくかかわるものなので、


ぽっちゃり体形に多い症状でしたが、


「ロコモ」(ロコモティブシンドローム)は、


なんと、痩せている人も要注意ということで、


今、注目されています。


「ロコモ」(ロコモティブシンドローム)は、


「運動器の障害」が原因でおこります。


年齢とともに足腰の動き弱まり、骨、関節、筋肉が


衰えてくるのは当たり前のようですが、


さまざまな病気...変形性関節症、骨粗しょう症に伴う円背、


易骨折性、変形性脊椎症、脊柱管狭窄(きょうさく)症などや、


関節リウマチなどを引き起こし、


生活に支障を来します。


年齢を重ねて、寝たきり生活に...。


なんていうのは、できるだけ避けたいものですが、


この病気の前兆となる「ロコモ」が、今、日本人に急増していて、


新たな国民病として注意が促されています。



では、どのように対策すれば良いのでしょうか?

まず自分がロコモかどうかをチェックしてみましょう。

自己診断テスト によれば、

下記の7項目がチェックポイントとして挙げられています。

(1)家の中でつまずいたりすべったりする


(2)階段を上がるのに手すりが必要


(3)15分くらい続けて歩くのが困難


(4)横断歩道を青信号のうちに渡りきれない


(5)片足立ちで靴下をはけなくなった


(6)約2キログラムの買い物をして持ち帰るのが困難


(7)掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど家でのやや重い仕事が困難




このうち1つでも当てはまればロコモの疑いがあるそうです。


高齢者向けの設定だそうですが、


靴下を履くときなどにふらつく人は若い人でも要注意!とされています。



対策は「筋トレ」!!


ロコモ対策として、まず有効なのが「筋トレ」ですが、


「高齢者だけでなく若い人も筋肉量が落ちて来ていますので、


筋トレしましょう!」と警鐘を鳴らすのは、


「美筋トレ」提唱者のボディメイキングのプロ、森弘子さん。


ロコモは、運動機能の低下から始まります。


具体的には、「骨」「関節と椎間板」「筋肉と神経活動」の


3つそれぞれの働きの低下です。



これらの運動機能の低下を防ぐため、


ロコモ知らずの強い足腰を作るには、


骨や筋肉の強化、関節軟骨や背骨の椎間板の健康が重要!


そのためにはまず、筋トレです。


筋肉は、関節や背骨を動かすための機能を持っていて、


身体を「支える」こともしていますが、骨を強くする働きもあると言います。


「ジムに通わなくても、まずは自宅で簡単にできる筋トレ、


スクワットなどがありますので、まずは筋力が弱っているなと


思ったら筋トレをしましょう!」(森さん)



筋肉を作る「肉食ダイエット」って?


さらに、森さんに、筋肉作りのポイントを聞いたところ


「スクワット」などの筋トレと、「肉食」にある、と言います。


「肉食ダイエット」という言葉もありますが、


なぜ筋肉に「肉」が必要なのでしょうか?


森さんいわく、多くのダイエッターは、カロリーを抑制した


「食事制限」という手段を取りますが、極端にカロリーを制限してしまうと、


身体は余分な脂肪を落とすよりむしろ筋肉を痩せさせてしまうと言うのです。


「摂取カロリーが著しく減ると、身体は防衛的になり、


エネルギーを多く消費する組織である筋肉をまず捨て、


その後から脂肪を利用して燃やします。


結果、体重は減っていても、減ったのは筋肉であり


脂肪は残ることになりかねません。


『肉食』つまり、脂肪分の少ない赤身の牛肉を食べることを差しますが、


良質のたんぱく質を摂取すると、


筋肉量の多い身体になります。


筋肉量の多い身体になれば、多くのエネルギーを消費でき、


ダイエットしたい方も「痩せやすい身体」にもなるんですよ」(森さん)




「赤身の牛肉」で筋肉量アップを!


「肉食」と一言で言っても、どのような肉が良いのでしょうか?

筋肉を作るという観点からは、赤身の牛肉はベストフードです。

まず、牛肉は豊富にたんぱく質を含むだけでなく、

そのたんぱく質の質が高く、たんぱく質を構成するアミノ酸の中で、

体内では作ることのできず、食品から摂らねばならない9種の

「必須アミノ酸」のバランスが非常に優れているのです。

また牛肉はミネラル(特に亜鉛と鉄)を多く含むこと、


またビタミンB12が他の肉より多いことが特長です。



この他にも、「カルニチンが豊富」「カルニチン同様に



動物性のたんぱく質からしか摂取できないクレアチンが豊富」


「亜鉛(体内の一部の酵素の活性化に必要なミネラル)を多く含む」


「消化吸収が遅く血中のアミノ酸濃度を継続的に高く維持できるため、


長い時間にわたり筋肉に栄養を送り続けることができる」など、


筋肉作りにおいて、大変優れた食品です。



ただ体重を落とすのではなく、「肉食」で筋肉を付け、


痩せやすい身体を作ることが「良いオンナ」への必須条件のようです。


ロコモ対策だけでなく、美しい身体作りができるという


「筋トレ」と「肉食ダイエット」試してみては?