皆様こんにちは。吉沢工業の吉澤浩司です。
11月も残すところ僅かとなりました。
なんだか気持ちが落ち着かないのは私だけでしょうか?
さて、新聞等でも報じられておりますが、我々の業界にとって
重大な案件である「レジ袋有料化」について、方向性がほぼ
見えてきました。
結論から言いますと、持ち手のついたプラスチック製の
買い物袋は有料化、繰り返し使える厚みが0.05mm以上の
もの、動植物に由来する有機物の割合が重量の25%以上の
もの、海洋で微生物によって分解が促進されるプラスチックの
重量の割合が100%のもの、これら3点が有料化から除外
されることとなります。
ちょっと分かりにくいかもしれませんね。
で、我が社としましてはサトウキビ由来のポリエチレンで
袋を作っておりますので、植物由来の割合が30%以上と
なる袋をHDPEとL-LDPEの2種類で、日本有機資源協会の
バイオマスマーク30の認証の申請をしており、認証が受け
られるとレジ袋有料化除外の袋として無償提供できることと
なります。
その中で、袋の用途が食品を入れることも想定すると
必要な証明が、本日のブログタイトルの
「昭和34年厚生省告示第340号」の分析試験結果です。
今回「日本食品分析センター」にて試験を行っていただき
HDPE、L-LDPEの2種類とも基準をクリアしており、食品包装用として
安心してご使用いただけます。
これら必要書類をつけてバイオマスマーク認証の申請をしております。
12月後半には認証を得られるものと思っております。