時が過ぎるのも早いもので、既に立春を過ぎてしまいました。
ブログの更新は以前にも増して頻度が低下気味・・・。
では、そんなに忙しいのかというと、微妙なところでしょうか。
さて、我が社もフィルム成形メーカーの端くれとして、
「スリッター」も一応持っております。
しかしながら、ほぼ100%成形ラインの中で、スリットを
行っており、「スリッター」を稼働させることはありません。
ではなぜ、スリッターをネタにしているか。
それは、成形ライン上で刃を入れて切り開く際に、
刃が摩耗して切れ味が悪くなったり、刃の当たりや角度が
悪くなって切れが悪くなって、切り口がギザギザになる
ことが時々あります。
いわゆる社内クレームです。
その社内クレーム品を両耳スリットして良品にしようということで、
稼働をさせました。

そこそこ厚みのあるフィルムでしたので、耳の部分を巻き取る
装置のテンションが足りず、苦労しましたが、なんとか稼働させる
ことが出来ました。
これもたまたま、同じ規格の狭い幅のものがあったからこうした
加工を行って救済できたのです。
狭い製品規格が無ければスクラップ。
スリッターがあってよかったってことか・・・・。