1月の労災発生を受けて、先日労働基準監督署の指導がありました。
いくつかの項目があるなかで、危険個所の表示を行ってくださいという
指摘もありました。
比較的新しい製造機械には、購入当初より警告表示がなされていますが、
我が社にはまだまだ年代物の私と同級生のような機械もありますので
これらの危険個所に注意喚起のラベルを貼りました。

これは押出機ベント部分です。
ここで高温の空気を抜いています。

ここは樹脂が出てくる部分です。
ここもやはり200℃以上の高温です。

ここはピンチロールでストランドを引っ張りその先で
細かくカットしています。
巻きこまれると大変なことになります。

これは押出機に続く巻き取り装置の再ピンチロール部分です。
この機械は幅が広くその分だけ押し圧も強いのでより危険。

これは製袋機熱板シール部分です。
シールバーの温度は250℃前後になる場合もあります。
ということで、ちょっと触れただけでも大変なことになる部分が
各所にあります。
慣れてしまうとまさかそんな所を手で触れることはないと思いますが
知らない人からすると危険だと分からない場合も多い。
どんな人にも危険であることが分かるようにしなければならない。
あとは、物理的に不安全な状態を防ぐ手立てを行う予定です。
その際にはまたお伝えしようと思います。