皆様こんばんは。吉沢工業の吉澤浩司です。
昨日はロクに仕事もせず終わってしまいました。
その代り本日は朝から絶好調です!!
さて、フィルムと呼ばれるものは通常巻き取った状態で
完成品となります。
フィルムの厚みにもよりますが、数十m巻きから何万m巻まで
様々な巻き数となります。
これらのフィルムを使用したり加工する際に問題となるのが、
「タルミ」
タルミは真っすぐ走らない、シワの原因、シール、ラミ不良の原因など
様々な不良の原因となります。
もちろん主たる原因は厚みムラいわゆる「偏肉」によるものだ。
それ以外にもゆるやかに曲がっている場合や、巻き取り後の
経時変化によるものなど様々な原因があります。
現在我が社において生産しているチューブフィルムでも
お客様よりこれらタルミを最小限に抑えて欲しいとの要望が
あります。
巾の広いフィルムを生産する場合においては押出成形時の
樹脂が出てくるダイスの調整を行うことである程度偏肉を抑える
事が出来ます。
しかし巾の狭いチューブフィルムの場合には調整が出来る部分が
少なく、なかなか難しいのです。
これらを改善しようということで、本日は機械メーカーの方と打合せを
行いました。
数ヶ月前からこの件で打ち合わせを行っており、タルミを解消するテスト
装置の準備をしています。
来週には立会テストをすることになりました。
上手くいったあかつきには、その状態を画像で紹介したいと思います。
ただ、その装置については今後の我が社のノウハウとなる可能性も
あるので、公開はしないつもりです。
ゆっくりではありますが、一歩ずつ前進を遂げる会社としていこうと
いろいろ考え、そして行動していきます!!