おはようございます。マークです。
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今日は、小説の続き。
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「この前、効率アップの仕組みを考えてくれてたよな。」
開発一課の課長、院前はとつぜん一課の新人田村を呼んで
話し始めた。
田村は、ようやく認めてもらえるのかなと、少し期待して
席を立った。
「あれはあれでいいんだけど、もっと他のことでも効率化を
やってほしいんだけど。」
「は、はい。」
やはり院前は、田村に対してねぎらう気持ちは持ち合わせて
いなかったようだ。
「常務から、突然指示が出て、この部分の効率化をやらないと
いけなくなったんで、田村、やっといて。」
「え?ですが、他の仕事で予定は詰まっているのですが・・・」
「そうなのか、知らなかったぞ。そういえばそんな仕事も
頼んでいたかな。
まあいい、常務からの指示なんだ、そっちを優先してくれ。」
「・・・わかりました。」
ここのところの田村は、現在の仕事の全体像をつかんで
調子よく進めることができるようになっていた。
しかし、突然の仕事の舞い込みにより、これまでの仕事は
中断せざるをえなくなり・・・
「おい、田村、あの仕事の進捗はどうなった?」
「課長から、常務から言われた仕事を優先しろと言われまして・・・」
院前から、田村のいるプロジェクトのリーダーには話が通って
なかったようで、結局、両方の仕事をせざるを得なくなった田村は
毎日、終電に駆け込むような生活を送るようになってしまった。
課長の院前は、暗くなり始める頃には、赤提灯に消えて行くのに・・・
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