おはようございます。マークです。
一日を元気に迎えることができました。なんだか嬉しいですね。
ありがとうございます。
昨日、帰宅後、今週のDEEP PEOPLEをようやく観ることができました。
今週のテーマは、イルカのトレーナー。
この番組をみて、思ったことを中心に、小説の続きをお送りします。
そうそう、あくまでもフィクションですので、あしからず。
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開発一課の新人、田村がとあることに気づいたのは、GW明け後だった。
(この部分を自動化すれば、効率を上げることができるんじゃないか)
なんとか工夫をして、見事に効率をあげることができた田村は
全体にその効果を広めようと、週次の会議で報告することとした。
「・・・というわけで、このツールを使用すれば、この部分の効率化が図れます。」
先輩たちは、後輩のこのアイデアに小声で、なかなか良いアイデアだとか
今年の新人はなかなかやるなあ、などとつぶやいていた。
「で、どれくらいの効率化が図れるんだ?」
開発一課の課長の院前は、無表情でそう応えた。
「あの、定量化するところまでは、できていないです。
でも、あきらかに効率化が図れるんです。」
「定量化されていないのであれば、定量化するように、以上。」
田村としては、入社まだ一ヶ月ほどの立場で、そのような提案をしたことを
きっと、褒めてもらえると思っていた。
褒めてもらえなかったとしても、ねぎらいの言葉くらいはもらえると思っていた。
しかし、院前の口から出てきた言葉は、そのいずれでもなく
無関心な感じで、新たな指示を出すだけであった。
確かに、定量化してどれくらい効率化が図れたかを測定することは
報告する上で、必要なことかもしれない。
だが、自ら行動し、アイデアをだしてくれて、実行してくれた田村に対して
一度、ねぎらいの言葉をかけることで、モチベーションは変わってくるだろう。
(そうか、何かアイデアをだしても、新しい指示がでるだけなんだ・・・)
院前自身が効率化を図る為に、何かを提示してきたことはここ数年なかった。
なので、先輩たちの中には
(自分では何もしてないのに・・・)
という気持ちをもつ者も、少なからず存在していた。
(最近の若いやつは、ちょっと褒めると調子に乗るからな・・・)
院前は、そんな風に考えていたが、不信感という種は、田村の心の中で
順調に成長しているようであった。
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