宮崎駿監督の
映画『君たちはどう生きるか』を観る為に
映画館のロビーの椅子で待っていたら、
可愛い髪の天使がやってきて、
祭文の近くに椅子に座ったので、
こんな可愛い髪の天使も
宮崎駿監督の映画を
観にきたのだと思っていたら、
上映時間間近になって、
あわててトイレに行って、
入り口に向かうと、
さきほどの可愛い髪の天使も
入り口でスタッフにチケットを見せて
入場していきました
映画『君たちはどう生きるか』を観終えて、
映画館のエレベーターに乗ろうとしたら
可愛い髪の天使が
エレベーター前で立っていたので
祭文は心の汚いクソ豚なので
別のエレベーターに乗りました
映画館の出口のドアで
また可愛い髪の天使と会って
祭文にドアを開けてくれたので、
「ありがとうございます」
と言うと、
可愛い髪の天使は楽しそうに
笑っていました
帰りの駅のホームで、
映画『君たちはどう生きるか』を観て、
祭文はどう生きるか考えていたら
可愛い髪の天使がホームの階段を降りてきて、
祭文の隣の椅子に座りました
さすがに祭文も勇気を出して、
可愛い髪の天使にのど飴の袋をさしだして
「良かったらどうぞ」
と言ったら、
「映画館でお会いしましたよね」
と言って、
のど飴をひとつ手にとってくれました
映画『君たちはどう生きるか』について、
しばらく話していると電車が来て
可愛い髪の天使と電車に乗りました
電車でも話しをして、
可愛い髪の天使は、
先に駅で降りて行きました
人生は、
映画『君たちはどう生きるか』のように
思いがけない不幸に出会う事もありますが
思いがけない幸せに出会う事もあるという事を
可愛い髪の天使が教えてくれた気がしました
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