映画『日本剣豪伝』凛とした静けさが溢れる美しいニッポンの感性✨ | 祭文太郎の映画は祭りだ!!

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宮崎駿監督の
映画『風立ちぬ』(2013年)でも描かれていたように
戦前のニッポンは
震災や金融恐慌による貧富の差や戦争の危機など、
いまのニッポンの状況と
とても似通っているわけですが、

滝沢英輔監督の
映画『日本剣豪伝』(1945年)を観ていると、
戦前のニッポンが豊かに持っていた
“静けさ”の美しさが溢れています照れ


“静けさ”とは
単に“静か”という事ではなくて、

実際には、
そこに自分の内面との奥深い邂逅があって、
悟りを目指す僧侶の法悦のような
エクスタシーが

映画『日本剣豪伝』の主役の
大河内傳次郎さんの
立ち居振る舞いに満ち満ちていますチュー


映画『日本剣豪伝』の序盤に登場する
藤田進さんも
黒澤明監督の映画『姿三四郎』(1943年) や
映画『加藤隼戦闘隊』(1944年)の主役として、
戦前のニッポン映画が持っていた
“静けさ”の美しさを
端正な横顔に持っておられますおねがい


この戦前のニッポン映画が
豊かに持っていた
”静けさ“とは
いったいなんだろうという事で

祭文が思い出す風景は、
数年前に富山県にロケハンに行った時に、
宿泊した民家の庭を見ていたら
1匹のアマガエルが
まるで座禅を組む修行僧のように鎮座していて、
そこにやがて通り雨が降ってきて、
アマガエルは微動だにせず雨に打たれていて、
小一時間ほどで雨があがると、
ぴょこんと飛び跳ねて
草むらに消えていきましたニコニコ


祭文は
その一部始終を民家の縁側で
小一時間眺めていたのですが、
そのアマガエルがとても豊かな
”静けさ“を持っているように感じました照れ


映画『日本剣豪伝』の
プロデューサーは、
戦後、東宝特撮映画の黄金時代を築く
田中友幸さんで、
音楽は
戦後、黒澤明監督の数々の名作の映画音楽を担当した
早坂文雄さんという豪華な布陣ですラブ


最近、
祭文は知り合いの社長さんたちから
仕事に合間に必ず
瞑想をしているという話をよく聞きますが、
いまのニッポンにも豊かな
”静けさ“が必要とされているのだと思いますウインク




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