長男くんの初公式戦読売杯 小学生部門に参加しました。
将棋大会です!
将棋を始めて2ヶ月目、勝てるわけがないつつも、どんな雰囲気なのか?もしかしたら同じような考えの親御さんがいれば一勝できるのではないかと。
あきらかにいつもより早起きしたわたくしが目にしたものは相変わらずiPhoneをいじっている、長、次、長女です。お父さんのテンション下がります。
これ見よがしに将棋の本を読むわたしに、無反応の長男くん。テンションを上げるため朝一対局して出発。
粗相がないよう早めに出ましたら会場がらがら。なにもわからないまま受付。時間を潰す。戻ってみると賑わい始めていてみんな勝手に練習対局している。
長男くん引っ込み思案なので、わたしと練習対局。隣でやっている小学生同士の会話が「その型は古い」等のあきらかに長男くんレベルではない会話。
時間が迫って来ると満員になった、わたしが雰囲気に呑まれる。全部あわせれば100人は軽く超えている。
開会の挨拶が始まる。大会は当日受付で小学生部門のエントリーは13名だった。同じ教室に所属している上位者の子は大人と同様のB、A、Sクラスといった上位カテゴリーにエントリー。その上にはアマ竜王戦岐阜代表を決めるリーグ戦も設けてあり、顔も見たことのない教室最上位クラスの子どももエントリーしている。顔を知っている教室6級の子がいたのでちょっと聞いてみた。要約すれば下の部門で優勝するよりは同格で対局するのが当たり前というか基本姿勢みたいだ。
棋力の基準は曖昧だろうからどこでエントリーするかは将棋を指す人の善意任せだろうけど委員が組み合わせを決める前に勝手に対局開始している大人もいたので、いろんな人がいるなとの感想。
棋力によって対局時間の使い方が全く違うので委員も組み合わせが大変だ。小学生が三局終わってもS級は一つも終わっていない。
組み合わせによってお昼休憩も基本的にばらばらになり午後戦の組み合わせスタートに混乱が生じる。名前を呼んでも会場にいない。こういうものなのか。違和感。ってか昼食休憩あったのね。トーナメントと思ってた。スイス方式?小学生部門は5局対戦する。
わがままいっばい、小生意気な小学生相手に委員の方が、とても大変だ。教室でやんちゃな子は日に1名2名だが、小学生部門13人中半分ぐらいがやんちゃだった。
25分の持ち時間でチェスクロックを使用する戦いだがノータイムで打つ子もガンガンいる。
それに合わせて長男くんもノータイムで打つ。終わった後激しく注意。そんな実力ないです。
チェスクロックを使うのも初めてです。手を読んでいても読めなくても落ち着いて時間をゆっくり使い指すようにと、ここは命令。まだまだ残り時間を気にするほどのレベルではない。自分のペースでやりなさい。どの対局も15分は残して終わっています。経験のなさでしょうが相手に合わせる傾向がある。
初公式戦第1局は女の子と長男くん後手にて、8四歩で始まりました。
結果、×◯×◯×
と目標だった一勝をクリアしての2勝(優勝、準優勝者と対局がなかった結果)。長男くん誇らしげで嬉しそう。そしてわたしも嬉しい。後半はそれなりに対局時間をちゃんと使ってくれたし、大満足。
大会参加者の雰囲気が、将棋やってますよ、てな感がガンガンあり場違い感は否めない。
勝ち越しをかけた最後の5局目に負けた時、長男くんが顔が悔しそうで涙を流す寸前だった。その気持ちを忘れなければ・・・絶対に忘れるだろうが。
長男くん、真面目にやってたおかげのせいか余った時間に指導対局?もしていただけた。一手一手の理由はさっぱりわからないがその合理性のある雰囲気を実際に味わうだけでも価値があるように思えた。
優勝者には盾と、お菓子?等の商品があったため本気で長男くんが欲しがった。あと何回勝ってたら貰えた?と問われる。お調子に乗ったようだった。
欲しかったら勉強して強くなりなさいと言っておく。来年も参加できたら嬉しい。どんなに強くなっていたとしても小学生部門でエントリーだ。
猛烈にチェスクロックが欲しくなった。長男くんと空き時間に数度対局したがチェスクロックを操作するのを何度も忘れる。長男くんは大丈夫みたいだったが、わたしは慣れておかないとダメだ。
なぜ慣れる必要があるのかはわからない自問自答とともに。
チェスクロック・・・
対局時計のこと。セットした時間をカウントダウンしていく。文字盤とスイッチが2つあり、自分側のスイッチを押すことで自分の時計が止まり、相手側の時計が動き始める。相手が指したら相手がスイッチを押すことで自分の時計が動く。デジタル式なら秒読み機能もある。駒を指した手でスイッチを押すこと。右手で指すなら右側に置きたい。配置する位置は後手番が指定できる。
※将棋は先手がやや有利と言われているため。