美しい国大平原を飛び立ち、モンゴルに別れを告げた。仁川でJALに乗り換え、帰路日本へ。遠くに富士山が見えた。国土は狭いが、緑と水が豊富な日本。そして何よりも海を四方に持つ我が国。美しく恵まれていると思った。
モンゴル国立オペラ劇場歴史に記録されている日本とモンゴルの関係と言えば、誰もが知っているフビライハーンの元寇襲来。そして近代では悲しい歴史があることを今回の訪問を機に改めて知った。ノモンハン戦争(日本では事件と言うが、モンゴルでは近代で最初に経験した戦争という扱い)と日本人シベリア抑留者のモンゴルでの強制労働。スフバートル広場に面したオペラ劇場、日本人抑留者が建設したとのこと。その佇まいはそんな歴史を全く感じさせないが、近年、モンゴル国は日本に帰れずこの地で命を失った日本人抑留者の墓地をウランバートル近郊に設立した。過去の仕打ちは千年経っても忘れないと言い続ける隣国がある中、モンゴルと日本の平和と発展、未来志向の親密関係を切に願った滞在であった。
モンゴル料理モンゴル料理と言えば羊だそうだが、滞在した四日間で唯一食べることができたのが食堂での昼食。メインは饅頭ではなく、羊肉と一緒に煮込んだ野菜スープ。ジャガイモ、ニンジンがゴロッと入って美味しかった。厨房では店の人がセッセと饅頭を練っていた。