1.中小工務店が勝ち残るには
建設業界の中において「リサイクル」は取り組めますが、
「リユース」はなかなか取り組めません。
これは、「リユース」はお金をかければ仕組みはできますが、
現場の協力の比重が大きいからです。
使える建築資材を現場で手間を掛けて使う・・・これらには技術が必要となります。
工場で手間を掛ける「リサイクル」と、現場で手間を掛ける「リユース」、
どちらも大事です。
しかし、中小工務店にしかできないのは「リユース」です。
近年、超長期住宅の推進が盛んに取り上げられています。
過去2回採択されたモデルケースを見ますと
(独立行政法人 建築研究所 超長期住宅先導的モデル参照)、
これから建てようとする新築で、新しく開発された技術の建築が多く採択されています。
新しい技術は中小工務店で開発するのは難しいことです。
採択された住宅システムは融資、減税処置等で優遇されますから、
長期住宅の流れは中小工務店にとって今後厳しさが増すことが予想されます。
少子化、高齢化による住宅着工戸数の減少に伴い、
新しい資材を活用して新築住宅を創り上げることから、
使える伝統資材を一部活用して、新築や再築をしていくことが、
中小工務店にとっての勝ち残りにつながると思います。
(つづく)
建設業界の中において「リサイクル」は取り組めますが、
「リユース」はなかなか取り組めません。
これは、「リユース」はお金をかければ仕組みはできますが、
現場の協力の比重が大きいからです。
使える建築資材を現場で手間を掛けて使う・・・これらには技術が必要となります。
工場で手間を掛ける「リサイクル」と、現場で手間を掛ける「リユース」、
どちらも大事です。
しかし、中小工務店にしかできないのは「リユース」です。
近年、超長期住宅の推進が盛んに取り上げられています。
過去2回採択されたモデルケースを見ますと
(独立行政法人 建築研究所 超長期住宅先導的モデル参照)、
これから建てようとする新築で、新しく開発された技術の建築が多く採択されています。
新しい技術は中小工務店で開発するのは難しいことです。
採択された住宅システムは融資、減税処置等で優遇されますから、
長期住宅の流れは中小工務店にとって今後厳しさが増すことが予想されます。
少子化、高齢化による住宅着工戸数の減少に伴い、
新しい資材を活用して新築住宅を創り上げることから、
使える伝統資材を一部活用して、新築や再築をしていくことが、
中小工務店にとっての勝ち残りにつながると思います。
(つづく)