1.中小工務店が勝ち残るには

建設業界の中において「リサイクル」は取り組めますが、
「リユース」はなかなか取り組めません。
これは、「リユース」はお金をかければ仕組みはできますが、
現場の協力の比重が大きいからです。
使える建築資材を現場で手間を掛けて使う・・・これらには技術が必要となります。
工場で手間を掛ける「リサイクル」と、現場で手間を掛ける「リユース」、
どちらも大事です。

しかし、中小工務店にしかできないのは「リユース」です。
近年、超長期住宅の推進が盛んに取り上げられています。
過去2回採択されたモデルケースを見ますと
(独立行政法人 建築研究所 超長期住宅先導的モデル参照)、
これから建てようとする新築で、新しく開発された技術の建築が多く採択されています。

新しい技術は中小工務店で開発するのは難しいことです。
採択された住宅システムは融資、減税処置等で優遇されますから、
長期住宅の流れは中小工務店にとって今後厳しさが増すことが予想されます。

少子化、高齢化による住宅着工戸数の減少に伴い、
新しい資材を活用して新築住宅を創り上げることから、
使える伝統資材を一部活用して、新築や再築をしていくことが、
中小工務店にとっての勝ち残りにつながると思います。

(つづく)
九州にやってきました、
九州にも古民家は多くあります。

古民家には価値があります。
その価値はあまり評価されません。

解体しなくてはならない古民家でも
その部材の「古材」や「古瓦」は200年以上は使えるのです。

民家ねっと

古民家鑑定士

民家の甲子園

それらは「古民家の残す運動」の一環です。

環境のためはもちろんm日本のために残さなくてはなりません。

「誰かがやるだろう」ではなく、皆さん一人ひとりの心がけが重要です。

共に古民家運動やりませんか?
住宅の価格・・・・一般的に
坪単価が45万~50万円くらいなります。

まあ
安いのは安いなり・・・そんなように思います。

ハウスメーカーや中堅ビルダーは
「坪10万円程度」高くなります。
それは、宣伝費や営業マン代金です。

工務店さんは
安いのですが提案が下手です。

提案力ある工務店さんに出会うことができると・・得です。

良い工務店さんの見積もりは

1、木材費用が15パーセント~20パーセント
  見積もり明細を見せてください。適正かどうかは見ますよ。

2、大工さんの手間代が坪5万円程度、日当では2万円程度

3、システムキッチン、ユニットバスなどはある程度高めの予算にしておく
  両方で250万円くらいの予算は見て於いた方がいいでしょう。

家は坪30万はかかります。坪20万円台の広告はうそです。
あとから追加で坪40万円くらいにはなっているようですし
その坪単価は
床面積か、ベランダも含みのか?
(普通はベランダは含みませんし、吹き抜け部分は除きます)
で大きく違います。

家の見積もりは・・・・それぞれで違いすぎます・・
だから建築はトラブルが絶えません。

困ったことです。