古民家鑑定士が誕生しました。

古民家鑑定士の仕事は

・古民家を調査
・古民家を判定
・古民家の提案

です。

古民家調査の費用は1万円(基準価格)となります。

全国の古民家を正当に評価することで
古民家を

・再生する
・資財の一部を使い再生する

それが環境に貢献すると共に日本の文化を残すことに繋がると確信します。

古民家鑑定士の方の使命は大きいです。
一昨年・・・【200年住宅】と言っていたのが
昨年は【超長期住宅】へ
そして今年は【長期住宅】と名称が変更になっています。

http://www.kenken.go.jp/chouki/style.html

家を200年もたせる事は難しいのでクレームになるかも・・・

そんな心配から少しづつトーンダウンしたようです。

確かに現代の家は200年は難しく
一番大事な基礎が50年程度しか持たないのが現状です。
ですから基礎幅を250mm程度に大きくしていますが
それでも200年は持ちません。

200年持たせるのは・・・「石の基礎にする」しかないでしょう。

ということは・・・

【昔の家の作り方に戻る】

ということです。
コンクリートは長持ちしませんが、木は長持ちします。
屋根も日本瓦は長持ちします
(ちなみにカラーベストはメンテナンスしても30年が限界です)

200年住宅へ・・・・挑戦するには「古民家に学ぶ」
コトが大事です。
それは「古民家に使われている素材を使う」コトです。

デザインや工法ではなく、素材がより大事です。

200年住宅には「素材が大事」です。

素材は・・・

・木
・石
・土
・紙

それらは・・・健康素材です。
健康素材にも弱点があります。

みな違う・・・すなわち安定していないのです。

例えば・・
木にはそれぞれの表情がありますし、調湿効果がありますから動きます。

その特性を理解できるかどうか・・・・です。

その特性を「クレーム」にしてしまうと
200年住宅は不可能になります。