素材を活かすことができるかどうか?
それは技術者次第です。

例えば・・・・木。大工さんです。

手間を掛けられるかどうかです。

最近「手間を掛けること」が悪のようにいう工務店が多いです。

手間を掛けるのはお金でなくプライドの問題でなくてはなりません。
お金を貰うから手間を掛けるのでなく
素材を活かす【プライド】でなくてはなりません。


古材を加工して活用する・・・4月から新商品を出すことになりました。

古材を加工して想いを残す・・付け柱
ヴィンテージポスト
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付け梁
ヴィンテージビーム
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古材の重厚間感を残して使いやすく加工させて頂きます。

詳しくはこちらのサイトから・・・
http://ameblo.jp/vintagebeam/
カタログはこちらから・・・
カタログimg/090319160339.pdf
古民家を再生すべきかどうかの基準は

・雨漏り
・基礎のシロアリ

だと思います。
そこがしっかりしていれば十分再生できます。

逆にそれが破損しているのに再生することはロスが大きいので
その使える素材を活用して
建築するのがいいでしょう。

古民家再生は

・設備
・間取り
・断熱性

を変えることが多いと思います。

いづれも「お金が掛かる」工事になります。

それなら「新築した方が・・・」になる。

私は【減築】をお勧めしています。
再生工事より価格は下がりますし、

・最新の設備
・希望の間取り
・高性能の断熱性

に変身します。

再生工事は価格が明確ではない。
それでは市場は拡大しません。

市場拡大には

「価格」+「安心」

価格と言うと工務店さんは「安くする」と思いますが
誰も「安い家」など希望していません。
お値打ちな家を望んでいます。

家に保証が付くのは当たり前ですが
「木材にも保証が付く」が大事です。
ある意味当たり前ですが
木材にはPL法に基づく保証はあまり付いていません。