こんにちは、IC21です![]()
IC21では、
少しでも大家さんのお役に立てるような
デザイン性と機能性を兼ね備えたご提案を
心がけています。
100人の女性インテリアデザイナーによる
『こんな物件に一目ぼれ!
入居者を引き付ける色・柄・素材』。
第8回は
『茶・木目 ~住宅には欠かせない色と柄。
上手に使ってイメージアップ~』です。
写真1 茶色の濃淡で上品に
茶と木目は、
住宅には欠かせない色と柄といえるでしょう。
自然界に多い茶色は、
緑と同じく癒しの効果があります。
また、茶色の明度をあげていくと
オレンジになりますので、
オレンジの要素も併せ持っています。
明度を落としていけば落ち着いた印象に。
明度をあげてオレンジに近くなれば
カジュアルさが演出できます。
その落ち着きから
お年寄りに好まれやすい色でもありますが、
単色では安定感や安心感がある反面、
変化に乏しく頑固なイメージも持つ色です。
ターゲットによって使い方を変えると良いでしょう。
たとえば、
すべての土台となり自己主張のない色ですので
比較的どの色とも組み合わせやすく、
色と色を中和させたり、
逆に際立たせたりすることができます。
写真1の場合、
柱や巾木を濃い茶色でフレームのように
することで、真っ白なタイルと水色の壁が
くっきりと際立っています。
写真2 濃い茶色のフレームで壁の塗装も一段とくっきり
また高級感を感じさせる色なので、
写真2のような壁一面に張ったモザイクタイルも
茶色の濃淡にすれば
軽快でありながら上品な雰囲気になります。
リフォームでは、
それほど痛んでいなければ床は既存の
フローリングを使う場合が多いのですが、
実は意外と色合わせが難しいもの。
確かに「フローリング」と表示できるほうが
有利という考え方もありますが、
思いのほか年代の出やすいフローリングは
内覧でマイナス印象の場合も多いのです。
最近ではまるで本物のような見た目や
感触の塩ビタイルも多く出ています。
ほとんどの場合がフローリングの上から
直張りでき、若い人に好まれる
幅広の白木や、節の多いパイン材のような木目、
アンティークのような味のある木目など
デザインも豊富です。
これらデザイン性の高いフローリングを
実際に使うとなると高価になります。
塩ビであれば丈夫で傷つきにくく
汚れにくいので、
メンテナンスを考えても
賃貸向けの材料と言えます。
物件のグレードや
コストパフォーマンスをよく考えて
材料を選びましょう。
リフォームとインテリアコーディネートのお問い合わせはIC21まで
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