杜の都の珈琲職人，この道14年半(間もなく15年)の青木です。
1杯のコーヒーでほっと一息
珈琲専門店オープン以来，
淹れ続けたコーヒーは，60000杯超。
初めてコーヒーを美味しいと思った方続出。
そんなコーヒーの秘密をお伝えしております
小さい頃の夢は
＼パン屋さん／か＼ケーキ屋さん／など
食べ物屋さんになりたかった，私。
だって
食べ物屋さんをしていれば
食べるものに困らないから，と本気で思っていたのが
その理由でした。
そんな私ですが
今はコーヒー屋さんとして
15年を迎えようとしています。
なぜ，続けてこれたのか？
そもそも，
なぜコーヒー屋を始めたのかと言うと
なんてことない，
コーヒーが好きだから。
コーヒー屋さんをしていれば
いつでもコーヒーが飲める。
…やっぱり，変わってないんだなぁ～私。
そんな私ですが
ある時から，ちょっと考えが変わりました。
何が変わったかと言うと…
どうしても行きたかった
コーヒーの産地へ行くことができました。
その時に，
忘れもしない，光景を見たんです。
ここはエチオピアの産地。
首都からかなり遠いところにあるエリアです。
日本から来た私たちのために
コーヒーを淹れてくださってます。
その後ろには
とっても多くの方たちが，その様子を見守っています。
淹れてくださったコーヒー，
私たちにふるまわれたのですが…
このコーヒーは
実は，
産地で働く方たちは
飲むことができません。
自分たちで作っているのに…です。
なぜなら
コーヒーは外国に売って，自分たちは収入を得なければならないから。
そう，生活していかなければならないから。
それを目の当たりにした私は
自分の責任をとても感じました。
私が買えるコーヒーの量なんて
たかがしれてる。
でも，
そんな少しの量でも
この方たちが作ってくださったコーヒーを
買い続けていけば
この方たちは
生活していける。
もちろん，美味しいコーヒーであることはとっても大事。
だって，
目の前のお客様が
＼美味しいコーヒーだね／
って思って下さることって，
ものすごく大事だから。
お客様も生産者さんも
みーんなが幸せな気持ちになれる。
そんなコーヒーをお届けしていきたい。
だから私は，コーヒー屋を続けていきたい，
そう思っているんです。
コーヒーに関するエトセトラ
