杜の都の珈琲職人,この道15年の青木です。
1杯のコーヒーでほっと一息
珈琲専門店オープン以来,
淹れ続けたコーヒーは,70000杯超。
初めてコーヒーを美味しいと思った方続出。
そんなコーヒーの秘密をお伝えしております
ところで皆様,
【ゲイシャ】って
聞いたことありますか?
今や幻とも言われる【ゲイシャ】
えーーよくわかんない。 それって何?
そりゃぁそうですよね。
私も最初は,はてなマークが 頭の上にたくさんつきました。
今日は,頭の上にはてなマークがたくさんついた
【ゲイシャ】について
お話をしていきますね。
【ゲイシャ】とはなんぞや?
それは,2000年半ば頃から
コーヒー愛好家の中で知られるようになった「コーヒー」の品種なんです。
もともとは「ゲシャ」と呼ばれていました。
実は,もともとは,エチオピアの「ゲシャ」という村が発祥となっているんです。
*なので,日本文化とは全く関係ありません。
【ゲイシャ】は
アラビカという「種」に属するコーヒー豆なのですが,
生産量が非常に少ない品種です。
生産量は少ないのですが,
それでいて,とっても豊かな個性を持っているんです。
そんなところから,高い品質の「スペシャルティコーヒー」として
注目を集めるようになりました。
では,【ゲイシャ】はどこからどのように,広がってきたのでしょうか?
エチオピアで生まれた【ゲイシャ】は,
コスタリカからパナマへと広がっていきました。
栽培が難しいため,
あまり積極的に生産されてきませんでした。
ですが「サビ病」という,
生産者さん泣かせの「木の病気」の対策のひとつとして,
パナマなどで 栽培が続けられてきました。
ある日のことです。
「この品種は今までのコーヒーとは違うかも!?」と
生産者さんが気づいちゃいました。
そして,ものは試しと 2004年のパナマのコーヒー品評会に出品したところ,
みーんーなびっくり
ぶっちぎりの高い評価を獲得。
こうして【ゲイシャ】は華々しいデビューを果たしました。
ではその味わいはどんなだったのでしょう。
皆様は,
【ゲイシャ】って聞いて,どんな味わいを想像しますか?
色っぽい味? 確かにーー
実は【ゲイシャ】は
「1度飲むと忘れられない」 記憶にばっちり残る味わいなんです。
スイーツのような甘みを持ち,
複雑さの中に上品さを感じます。
「一度は飲んでみたい」そう思う人が続出しています。
先ほども申し上げましたが, 一度飲めば,その味わいは
しっかりと記憶に残る,そんな味わいです。
でも!ですよ。
そんな【ゲイシャ】ですから,当然,お値段もびっくり
なぜそんなに高いのでしょう。
そのワケは?
そもそも,木が小さいうえ,
おそらく,普通のコーヒーノキに比べると,
1本の木から収穫できる量が
多く見積もって 3分の1くらいです。
そして,欲しい人が多いという高い人気を誇ります。
でね,実際のところ,
オークションでせり落とされた
【ゲイシャ】1杯。
いくらで飲めると思いますか?
聞いてびっくり。
それは,1万円 ひゃー💦
でもね,聞いただけで,
ちょっと興味,持ちませんか?
世の中には いろいろなコーヒーがあります。
皆様が,ご自身の好みのコーヒーを選ぶお手伝い,
いつでもさせていただきますね!