ゆとり大学5年生 -14ページ目

ゆとり大学5年生

自分探しという名の現実逃避

拝啓 お母さん


お母さん、お元気でしょうか?最近は天候も不安定でここでは雪も降っています。

実家の方は大丈夫ですか?道路が凍っていて滑ったりしていませんでしょうか。


私はひとまず元気です。

晴れて社会人になってからもう1年がたとうとしています。

仕事はまだまだですが段々と職場にも慣れてきて先輩や上司も暖かく接してくれます。

休日も高校の友達が近くにいるのでたまに遊んだりしていて不自由に感じることもありません。


次に帰れるのは多分来月になるかと思います。

その時にはお給料で何か買って帰るつもりです。

期待していてください。


弘樹より



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そう、社会人になってもうすぐで1年である。

周りの友人たちは戸惑いながらも社会に入っている。

一部の変な人たちを除いて。


ちなみに僕は入れていない。

会社には入ったが社会に入れていない。

自分の未来についての漠然とした不安が人より大きいためかどうかはわからないけど「社会に入れていない」という思いだけを引きずりながら何も考えず日々を過ごしていた・・・。


そう、彼に会うまでは。