ゆとり大学5年生 -13ページ目

ゆとり大学5年生

自分探しという名の現実逃避

大相撲八百長問題...


京大入試問題ネット投稿...


東北大震災...


輪番停電...


地デジに完全移行...


オリンパスの粉飾決算発覚...


様々な大きなニュースが飛び交うこの世の中で、


俺の身に起きた、最大の不幸それは...







就職。






俺の名前は、ケン。


就職氷河期と言われるこの時代に、


俺は特にやりたいこともなく、


周りがやっているからという理由で、


就職活動を始め、


入りたくもない会社へと入り、


やりたくもない仕事を始めた。


乗りたくもない満員電車に揺られ、


したくもない残業を強いられる。






正直もう限界だった。






でもここから逃げたところで、その先は真っ暗なのは自分でもわかっていた。


この現状をどうすることも出来ない自分に腹立たしさを感じながら、


俺はただその場で足踏みをするしかなかった。






そんな時、俺はあの男との出会ってしまった。


あの男との出会い一つで、俺の人生がここまで大きく動き始めるとは、


その時は夢にも思っていなかった。