我が家には毎年サンタが来る。

12月25日の朝、娘が目を覚ますとプレゼントがある。

え?!サンタさん来てる。と言いながらプレゼントを開ける。

 

事前購入がばれない様に、ネット注文して午前中着で職場へ配送指定し、

それを昼休みにダッシュで家に持ち帰り、クローゼットの高いところに隠す。

毎年毎年よく頑張った、私。

 

3歳か4歳。

メガネに興味津々の娘。

ばあばに会うたび老眼鏡を借りてかけていた。

ばあばが帰るとき、メガネは返したくないと言う。

でも老眼鏡かけてたら目に悪いでしょ。

じゃあこれは返そうねと説得し、納得。

その年のクリスマス、娘も一緒にZoffに行き店員さんに事情を説明。

度が入っていなくても一枚ガラスを挟むことで見えずらくなり、

視力に影響が出るかもしれないとアドバイスされ、

子供用メガネのフレームだけを購入した。

さすがに一緒に買いに行ったので気付くだろうと思っていたが、

翌朝枕元のプレゼントを開け、サンタさんがメガネをくれたとはしゃいでいた。

ちょっと不安になった。

うちの子、寝たら前日の記憶がなくなるの?

試着とかしてたじゃん・・・

 

さておき。

その後サンタ計画にばあばが介入してくることになった。

11月になると郵便でばあばからトイザらスのカタログが届く。

その中から欲しいものを選び、品名・型番・色を明記して手紙をばあばへ送る。

受け取ったばあばはサンタさんの事務所にそれを届ける。

当日サンタさんが来る、というストーリー。

クリスマス前にばあばから私宛に荷物が届く。

前日娘に「ママに大事な薬を送ったけど危ないので開けない様に」と連絡が入る。

普段の荷物は開けたがるが、さすがに怯えて触らない。

外箱にペンで「くすり、きけん」と書いてある。

よく郵便局受け付けてくれたな。通報されなかったな。

開けると本当にビタミン剤が入っており、その下にブツが仕込まれているという念の入れよう。

そして当日。

プレゼントには明らかにばあばの字で書かれたサンタさんからの手紙が入っている。

さすがに気付いたんではないかと毎年思うのだが、

やっぱり「サンタさんが来てた」と喜ぶ。

 

話は変わるが。

私自身のサンタさんは幼稚園の頃終了した。

クリスマスイブの夕飯の時、途中でお手洗いに。

手を洗いに真っ暗な洗面所へ行くと、何かに躓いた。

リカちゃんハウスだった。

すぐに食卓へ戻り「リカちゃんハウス見つけた。サンタなんかいない。」と宣言した。

以降、サンタは来なくなった。

 

なので、小学校に入ってもサンタさん♡と目を輝かす娘が不思議だった。

これは、演技なのか?設定に乗っかっていれば毎年欲しいものが手に入るから。

それとも、本気なのか?確かにこの目の輝きは本気っぽい。

最近の小学生は「サンタは親だ」とか言って騒がないのかな。

本人に確認することも出来ず、昨年もサンタはやってきた。

 

2年前からばあばの体調が思わしくなくトイザらスに行けなくなった。

そのため介入が終わり、私がリサーチ・企画・手配をすることに。

昨年のプレゼントはヨギボー。

高いし大きいし大変だった。

見つけて喜ぶ娘に「よかったね~」と声をかけた。

やっぱりわからない。

演技なのか、本気なのか。

喜んだ割にほとんどヨギボーに座らない。

というか、空いている部屋を自分のリビングと称し、

テーブルやマットや棚を配し、そこにヨギボー置きたがったのだけど、

実際は本当のリビングにずっといて、ほぼその部屋には立ち入らない。

ゆえにヨギボーに座らない。

せっかく貰ったんだから(心の中:買ってあげたんだから)座れば?と言ってみる。

時々座ってるよー、と言う。

前に座ってるの見たの1ヶ月半前だけどね。

 

今年の夏、テレビが壊れ買い換えた。

配送の日の朝、テレビ前のものを隣の部屋に移し、テレビ台を動かした。

その際、テレビ台が重すぎるので、収納棚のものを一旦全部出した。

娘にも手伝わせていると「あ、ヨギボーの納品書だ」との声。

そうだ、ここの書類の間に差し込んでいたんだった。

すっかり忘れてた。

納品書には私の名前と住所、クレジット払いであることも書かれている。

平静を装いつつ、これヨギボーについてたんだよ。と言う。

娘、納得のいかない表情で、こんなのついてなかったし、ママの名前じゃん。と。

やっぱこういうのは保護者の名前なんじゃない?と言ってみるが、娘の表情晴れず。

そこで確信した。

もうサンタは終わりだ。

これまで演技か本気かで悩んでいたが、これでスッキリした。

これで終われる。

 

この出来事より前、今年のクリスマスはコピックのペンが欲しいと聞いていた。

また配送先を職場にして、とかうっすら予定していたが、もうやめていいみたい。

でも本当にやめていいのか?

はっきり「サンタはあなたですね?」と言われたのではない。

確かめる必要がありそうだ。

 

先日、あることで娘を叱った。

その後話が変わり、なぜかクリスマスプレゼントの話になった。

今だ!と思い言ってみた。

「もう今年はママはサンタさんのプレゼント買わないよ」

娘の表情が凍り付く。

「サンタさんのやつって買ってるの?」と輝きが一切ない目で問う。

焦る。

え、ヨギボーの納品書で悟ったんじゃないの?

サンタがママだってとっくに知ってるんじゃないの?

娘の目から涙。

マ)サンタさん信じてたの?

む)まぁ。

マ)ヨギボーの納品書見たじゃん

む)うん・・・

マ)サンタさんの手紙、おばあちゃんの字だったじゃん

む)言われてみればそうかも

マ)まだ信じてたんだ・・・

む)100%じゃないけど

マ)今年からサンタさんなしで

む)わかった、今までありがとう

 

目に涙をためて受け答えする娘。

母も心が痛い。

確かめなくてよかったのに。

余計なことをした。

娘を傷つけた。

普通にママからのクリスマスプレゼントはあげるよ。

でもきっと違うんだよね。

朝起きたら置いてあるのが良いんだよね。

なんだか取り返しのつかないことをしたようだ。

今さらどうにもならん。

ただただ、後悔。