母への手紙、四日目
今日は七夕です。
俺の願いは母の病魔が体から消えることだけです。
『どうか、母のガンが体から消えますように…』
今日、元気な母が病室にいました。俺は母の前で、いつも泣いています。
そんな俺に母は、『抗がん剤治療にお金がかかるから、頑張って働いて余裕があれば、少し助けてね』と言いました。
母にしてやれる目標のようなものが出来て、久しぶりにヤル気がでました。
七夕の願い事が少し叶った気分になりました。
きっと、母は俺のことを気遣って、そんなことを言ってくれたと思いますが、とても心にしみる言葉でした。
お腹がグルグルなっている俺を気遣って、お金を持たそうとした母は、笑ってました。
それを貰ったら、母はもっと俺を心配して、お金がかかる、抗がん剤治療を拒否するかもしれないと思い、大丈夫やからと言い、病室を出ました。
母の優しさに、帰りは涙で前が見にくかった…。
母の息子に生まれてきてよかったよ。
頑張って働いて働いて、きっとお金の心配させないように治療出来るようにするから…。
しんどいだろうけど、抗がん剤治療を一緒に頑張ろうね。
俺の願いは母の病魔が体から消えることだけです。
『どうか、母のガンが体から消えますように…』
今日、元気な母が病室にいました。俺は母の前で、いつも泣いています。
そんな俺に母は、『抗がん剤治療にお金がかかるから、頑張って働いて余裕があれば、少し助けてね』と言いました。
母にしてやれる目標のようなものが出来て、久しぶりにヤル気がでました。
七夕の願い事が少し叶った気分になりました。
きっと、母は俺のことを気遣って、そんなことを言ってくれたと思いますが、とても心にしみる言葉でした。
お腹がグルグルなっている俺を気遣って、お金を持たそうとした母は、笑ってました。
それを貰ったら、母はもっと俺を心配して、お金がかかる、抗がん剤治療を拒否するかもしれないと思い、大丈夫やからと言い、病室を出ました。
母の優しさに、帰りは涙で前が見にくかった…。
母の息子に生まれてきてよかったよ。
頑張って働いて働いて、きっとお金の心配させないように治療出来るようにするから…。
しんどいだろうけど、抗がん剤治療を一緒に頑張ろうね。
母への手紙、三日目
来週より抗がん剤治療が始まります。
延命する為の治療です。いつも泣いているのは自分だけです。
母も姉も父親も、ほとんど泣くことはないです。
母と病室で、二人になると二人で泣いています。
今日、婚約者と別れる話をしました。養子が欲しい婚約者の両親は母の病魔に、そして今の俺に嫌気がさしているようです。
来月から一緒に暮らす為、引き払った俺の部屋、今、求職中の俺はトドメをさされました。
住むトコロを無くしました。
収入も貯金も仕事も何もありません。
今日、固形物が食べれない母に、キャラメルを二袋買って、お金は無くなりました。
これは、今まで人に親切にしていない俺に対しての天罰だと思いました。
周囲の人がだんだん離れていきます。
とても身近に感じていた人さえもが。
でも、母の最後だけは一緒にいたいので、どうにか生き抜いていきます。
もう少しの時間しかない母に心配かけないように…。
延命する為の治療です。いつも泣いているのは自分だけです。
母も姉も父親も、ほとんど泣くことはないです。
母と病室で、二人になると二人で泣いています。
今日、婚約者と別れる話をしました。養子が欲しい婚約者の両親は母の病魔に、そして今の俺に嫌気がさしているようです。
来月から一緒に暮らす為、引き払った俺の部屋、今、求職中の俺はトドメをさされました。
住むトコロを無くしました。
収入も貯金も仕事も何もありません。
今日、固形物が食べれない母に、キャラメルを二袋買って、お金は無くなりました。
これは、今まで人に親切にしていない俺に対しての天罰だと思いました。
周囲の人がだんだん離れていきます。
とても身近に感じていた人さえもが。
でも、母の最後だけは一緒にいたいので、どうにか生き抜いていきます。
もう少しの時間しかない母に心配かけないように…。
母への手紙、二日目
今日、いつもと変わらない母がいました。
父親も見舞いに来ていました。
二人は何もなかった様に会話していました。
一人横で泣いていると、母も泣いていました。
父親が帰ると、母に生命保険の話をされました。
実家は、けっして裕福ではないので、『少しだけしか残してあげれなかった』と言っていました。
『本当に困った時に使いなさい』と言われました。
『もう、困った時には助けてあげれないから、本当に困った時に使いなさいよ』って何度も何度も何度も、言われました。
勘当されてから、父親とも姉とも、もちろん親戚とも、連絡をとっていません。
いつも、母だけが俺を見守っていてくれました。
持ったお金をスグに使ってしまい。母をあてにし、『もう、ホンマにないんよっ』と言われて、母が支払いの為に置いているお金までとっていた俺を最後まで心配している母、
『はよう、死んでしまえ』って自分の死期に気付いていた母に言ってしまった、
服を買わず、欲しいモノを我慢し、孫の顔すら見せてやれなかった母を傷つけることしかしなかった。
最後の夏になるだろうけど、後悔しても遅いけど、どうか幸せな最後をむかえられますように…。
父親も見舞いに来ていました。
二人は何もなかった様に会話していました。
一人横で泣いていると、母も泣いていました。
父親が帰ると、母に生命保険の話をされました。
実家は、けっして裕福ではないので、『少しだけしか残してあげれなかった』と言っていました。
『本当に困った時に使いなさい』と言われました。
『もう、困った時には助けてあげれないから、本当に困った時に使いなさいよ』って何度も何度も何度も、言われました。
勘当されてから、父親とも姉とも、もちろん親戚とも、連絡をとっていません。
いつも、母だけが俺を見守っていてくれました。
持ったお金をスグに使ってしまい。母をあてにし、『もう、ホンマにないんよっ』と言われて、母が支払いの為に置いているお金までとっていた俺を最後まで心配している母、
『はよう、死んでしまえ』って自分の死期に気付いていた母に言ってしまった、
服を買わず、欲しいモノを我慢し、孫の顔すら見せてやれなかった母を傷つけることしかしなかった。
最後の夏になるだろうけど、後悔しても遅いけど、どうか幸せな最後をむかえられますように…。